KEENは2026年5月19日、『界隈における消費行動に関する実態調査2026』の結果を発表した。同調査は2026年4月13日〜14日、10代〜60代の男女375名を対象にインターネットで実施した。

  • 界隈における消費行動に関する実態調査2026

    界隈における消費行動に関する実態調査2026

  • 『界隈』に所属しているといえる行動を日常的にしているか

    『界隈』に所属しているといえる行動を日常的にしているか

  • 『界隈』に所属しているといえる行動を日常的にしているか

    『界隈』に所属しているといえる行動を日常的にしているか

「『界隈』に所属しているといえる行動を日常的にしていますか?」という質問に対し、全体の約8割が何らかの界隈に所属している自覚があると回答した。年代別に見ても、10代〜20代で約9割、30代〜40代で約8割、50代〜60代でも約6割を占めており、界隈文化は若年層に限らず、世代を問わず広く浸透している実態が浮き彫りとなった。

  • 界隈の情報を参考に商品を購入したことがあるか

    界隈の情報を参考に商品を購入したことがあるか

界隈に所属していると回答した人に対し、「界隈の情報を参考に商品を購入したことがあるか」と質問したところ、約91%が「明確にある」「おそらくある」と回答した。

  • 商品購入において界隈の情報を参考にする理由

    商品購入において界隈の情報を参考にする理由

「商品購入において界隈の情報を参考にする理由」については、「情報の専門性が高く、一般的なレビューより詳しいので信頼できる」や「自分と趣味嗜好やライフスタイルが近い」といった回答が上位に挙がった。

  • 商品購入の際に参考にした界隈のジャンル

    商品購入の際に参考にした界隈のジャンル

「商品購入の際に参考にした界隈のジャンル」を尋ねたところ、女性では「食品・飲料」「ファッション」「美容・コスメ」が上位に挙がり、界隈のリアルな口コミや使用感を参考に自己投資を行う傾向が見られた。一方、男性では「ゲーム・アニメ」や「家電・ガジェット」が上位となり、趣味性や専門性の高い領域において界隈内の情報を重視する傾向が伺えた。

  • 界隈への所属期間

    界隈への所属期間

  • 界隈における月々の支出額

    界隈における月々の支出額

界隈への所属期間のうち、10代は「3カ月未満」(21%)、20代は「半年程度」(31%)が全世代の中でトップだった。界隈における月々の支出額は、20代の26%が「1万円〜3万円未満」と回答し、他の世代に比べ高めの出費をする層が存在することがわかった。

  • 出費額の変化

    出費額の変化

また、出費額の変化を見ると、10代では「大幅な増加」(11%)、20代では「やや増加」(46%)と回答した割合が全世代で最も高く、界隈きっかけの購買も日常化しつつあることが伺える。

界隈への所属期間は、30代は「5年以上」(33%)、40代は「1年〜3年」(44%)が全世代でトップだった。界隈における月々の支出額は、40代の45%が「1,000円未満」となり、全体的に極端な高額出費は控えめだ。

出費額の変化を見ると、30代では57%、40代では62%と、過半数が「変わらない(自分のペースを維持)」と回答しており、仕事や子育てなどのライフスタイルに合わせて趣味に対するお金の使い方が整理されている傾向が伺える。

界隈への所属期間は「1〜3年」や「5年以上」がボリュームゾーン。界隈における月々の支出額は、60代の55%が「1,000円未満(ほぼお金を使わずに楽しんでいる)」となっており、過半数を占めている。

出費額の変化を見ると、50代では55%、60代の74%が「変わらない(定番品のみ購入)」と回答しており、お金をかけるだけでなく、情報収集や人間関係の構築など、非金銭的な価値を見出して穏やかにコミュニティに関わる傾向が伺える。

  • 界隈に所属することで、あなたの幸福度は変化したか

    界隈に所属することで、あなたの幸福度は変化したか

「界隈に所属することで、あなたの幸福度は変化したか」という質問に対し、6割以上が「向上した」と回答した。これらの結果から、界隈は消費行動だけでなく、心理的な満足度の向上にも寄与している可能性が示唆される。