東急電鉄は12日、中期事業戦略の最終年度となる2026年度に総額約641億円の設備投資を行うと発表した。車両に関して、大井町線に5両編成の6020系を順次導入するほか、目黒線の3000系、東横線の5050系(8両編成)のリニューアルなど計画している。
大井町線では、各駅停車として運行している9000系・9020系(18編成計90両)の置換えとして、5両編成の6020系を順次導入している。現時点で9編成が営業運転を開始しており、2026年度は計8編成を導入予定とのこと。2025年10月に田園都市線梶が谷駅構内で発生した列車衝突事故により損傷した車両の修繕と新造も行うとしている。
6020系は車両機器をつねに監視できる大容量情報管理装置を採用。車両故障の未然防止を図ることで、運行のさらなる安定化を実現するという。車内において、空気清浄機を設置し、背もたれの高いハイバック仕様の座席を採用するなど快適性を追求。旧車両と比べて騒音を低減するとともに使用電力の削減も実現し、環境に優しい車両としている。
車両のリニューアルに関して、導入から約20年が経過した目黒線・東急新横浜線の3000系、東横線・東急新横浜線の5050系(8両編成)を対象に、エクステリア・インテリアデザインの一新を進める。目黒線の3000系は前年度に3編成のリニューアル車両が営業運転を開始しており、2026年度は4編成の営業運転を開始する予定。東横線の5050系(8両編成)は2026年度から順次、リニューアルの実施を予定している。


