スーパーマーケットにも、明確な「Tier(ティア)」がある。もちろん、物差しによってその順位はガラッと変動するが、「お惣菜の美味しさ」で測った場合、「ヤオコー」は確実にトップランクに位置づけられるだろう。
テレビなどのメディアで何度も取り上げられているように、その実力は折り紙付き。そこで今回は、数あるヤオコーのお惣菜のなかから、特にハイレベルな5品を勝手に厳選してみた。頭を悩ませながら選びに選び抜いたので、ぜひ参考にされたし!
1. 「鉄板巻上げ 自家製厚焼玉子」
まず、ヤオコーといえば絶対に外せないのがこれだ。年間341万個、売上約13億円を叩き出したという伝説の厚焼き玉子である。
店内の特注鉄板で職人が一本一本丁寧に焼いており、その巻上げ回数はなんと18回! 繰り返し巻くことで卵の層がこれでもかと積み重なり、旨みがギュッと凝縮されるのだという。卵を贅沢に5個も使用しているそうで、ボリューム感も凄まじい。パックからはみ出しそうな勢いである。
一口食べてみると……
ウマすぎ……!!!!!!!!! いやっ、マジでウメェェェエエエッ……!
出汁がしっかり効いていて、後味はほんの〜り甘い。出汁、醤油、砂糖というシンプルな味付けだからこそ、卵本来のポテンシャルが爆発している。噛むたびに「じゅわ〜」と溢れ出す出汁の旨み……ああ、たまらん……。洗練されているけど、どこか懐かしさも感じる、不思議な味わいでもある。
『がっちりマンデー!!』で加藤浩次さんも「普通のスーパーの惣菜のレベル超えてるわ」と絶賛したそうだが、それも納得。プロの仕事だもん。確実に。大根おろしを添えてつまみにするもよし、パンに挟んで厚焼き玉子サンドにするもよし。自分では到底作れない、まさに至福の一品!
2. 「幸唐 若鶏ももからあげ」
からあげといえばどこのスーパーマーケットでも定番のお惣菜だ。が、ヤオコーの「幸唐」は別格。年間380万パックを販売する超ヒット商品で、メディアでも引っ張りだこの逸品である。
ここのこだわりは、揚げる前に肉を「一個一個広げる」こと。普通は丸めて揚げることが多いが、広げて揚げることで火の通りを均一にし、よりジューシーでカラッとした食感を実現しているのだという。
パクッといってみると……
あああ……最ッ高ォォォーーー! めっっっっっちゃウマいッ!!!!
焦がし醤油の香ばしさと、自社製の熟成八方だしとあごだしの旨みが肉の芯まで染み込んでいる。旨みが物凄く濃厚。ウマァ〜……。衣は薄くてパリッとしているのに、中のお肉は驚くほどやわらかい。1個がデカいから、食べ応えも抜群。めちゃくちゃ旨みが強いが、キレのある味付けでもあるので、何個でもいけてしまう。ビールにも超合うだろう。
ぶっちゃけ、スーパーのお惣菜のからあげとしては1位だと思う。個人的に。イオンもライフも美味しいし、大好きだけど、ヤオコーはもう一段上な気がする……。
3. 「ヤオコー 店内焼上げ 自家製焼豚」
ヤオコー自慢の「熟成八方だし」の真髄を味わえるのが、この自家製焼豚である。店内で焼上げ、合成甘味料、保存料、着色料不使用というこだわりようで、一度食べればスーパーの焼豚に対する概念が180度変わる。……と結構本気で思える完成度を誇る。
実際に食べてみると……
間違いねぇ……!!!! 醤油、砂糖、煮切みりんを寝かせて熟成させたタレが、しっとりとした肉質に絶妙にマッチ! 脂身と赤身のバランスも最高に仕上がっている。肉厚で噛み応えもあり、これもビールにめちゃくちゃ合う……!
もちろんそのまま食べても絶品なのだが、オーブントースターやフライパンで軽く加熱すると、よりジューシーさや香ばしさが増して美味しくなる。温めることで脂がとろけ、肉の甘みがさらに引き立つ感じだ。しつこさは皆無、おかずにもおつまみにもピッタリ。白髪ねぎ&カラシなんかを合わせちゃえば非の打ち所がなく、完璧ッ!
4. 「本当に旨いジューシー肉焼売」
ネーミングからして自信満々の「本当に旨い」シリーズ。その名の通り、この肉焼売はガチでウマい。レンジでチンするだけで本格的な味が楽しめるのだが、中には肉汁がこれでもかと閉じ込められているのである。
さっそくレンジで温めて……パクッ。
……ふっ、震える……。ヤバい。「本当に旨い」。ウマすぎるし、肉汁も凄ぇ……!!!! ひと口噛めば、ライブ感のある肉の旨みが胃袋を直撃。めっちゃ肉。めちゃくちゃ肉々しい。まるで中華街の専門店のような贅沢感のある本格的な味わいだ。からあげもそうだったけど、これ、スーパーマーケットのオリジナル焼売のなかで一番美味しいんじゃない……?
自宅近くのヤオコーではこの焼売シリーズをめちゃくちゃ全面的にプッシュしていて、売り場もふたつ設けるレベルで推しているのだが、そのゴリ押し具合も納得。「一度食べればウマさがわかってもらえる」と確信しているのだろう。ホタテ味などもあるので、そちらも食べてみたい……!
5. 「具凄! トロたく太巻」
最後は「GUGA SUGOI」太巻きシリーズ。今回は「トロたく」をピックアップさせていただいた
どうかご覧いただきたい。この断面を。まぐろのたたきと細切りのたくあんがギッシリと詰まっているのがおわかりだろう。
口に放り込むと、まぐろの濃厚な甘みと、たくあんのポリポリした食感が口の中でマリアージュ。まさに至福のコントラスト! 具材に臭みは一切なく、やはりボリュームも満点。惜しげなく具材が詰め込まれていて満足度が高い。このクオリティで429円は価格設定を間違えていると思えるレベル。とんでもなくコスパがいい。
ロピアの太巻「ほぼ具」もめちゃくちゃ美味しいんだけど、あれは1,000円を超えちゃうし、そもそもボリュームが凄過ぎるので、おつまみ感覚でさっと食べたい場合はヤオコーに軍配が上がるだろう。
36期連続で増収増益(2025年3月時点)、最も勢いに乗るスーパーマーケットのひとつ「ヤオコー」。業界では「最強スーパー」との呼び声も高いようだが、お惣菜のクオリティひとつとっても、その評価が決して大げさではないとわかる。むしろ、レベルが高すぎて怖いくらいだ。遠出してでも行く価値があるので、ぜひお試しあれ!

















