不動産投資プラットフォームの開発・運営を行うPropallyは、2026年4月30日、全国の成人男性2,430名を対象に実施した「個人の性格特性が長期的な資産形成にもたらす影響」に関する調査結果を発表した。本調査は2025年4月1日から2026年3月31日の期間、20歳以上の男性2,429名を対象に、Knowns消費者リサーチを用いたインターネット調査にて実施されたもの。

  • 個人の性格特性が長期的な資産形成にもたらす影響

    個人の性格特性が長期的な資産形成にもたらす影響

成人男性で「資産1000万円以上」と回答したのは19.2%

  • 成人男性全体の資産状況について

    成人男性全体の資産状況について

成人男性全体の資産状況について、個人資産額として最も多かったのは「100万円未満」で29.8%であった。 次いで「100〜300万円」が21.8%、「300〜500万円」と「500〜1000万円」がそれぞれ14.6%となっている。

一方で、「1000〜3000万円」(12.7%)「3000〜5000万円」(3.4%)「5000万円以上」(3.1%)を合わせた「1000万円以上」の合計は19.2%であった。 全体の約3人に1人が「100万円未満」となっており多くが資産形成の途上にあるといえるが、約5人に1人は1000万円以上の資産を保有していることがうかがえる。

年代別の個人資産構成比の推移

  • 各年代 個人資産の構成比

    各年代 個人資産の構成比

各年代における個人資産の構成比を集計した結果、個人資産「100万円未満」の層は年代が上がっても一定数残り続けており、60代以上でも24.5%を占めている。 その一方で、「1000万円以上」を保有する層も60代以上では23.6%に達しており、年齢とともに割合を伸ばしている様子がうかがえる。

資産1000万円以上の到達率は「理論重視」が優勢、5000万円超は「直感重視」が多い傾向

  • 性格特性別の資産状況

    性格特性別の資産状況

性格特性別に資産状況を比較すると、資産1000万円以上の到達率では「理論重視」(22.2%)が「直感重視」(15.8%)を上回る結果となった。

一方で、個人資産5000万円以上の層では「直感重視」が4.8%となり、「理論重視」の2.4%を上回っている。 慎重な「理論重視」は着実に資産を積み上げる傾向がある一方、行動力のある「直感重視」は資産額にばらつきが出やすいものの、大きな資産を築く人も多いことが示唆された。

20代は「直感重視」が上回る一方、60代以上は「理論重視」の30.7%が資産1000万円に到達

  • 性格特性別 年代別の「個人資産1000万円以上」の到達率

    性格特性別 年代別の「個人資産1000万円以上」の到達率

年代別の「個人資産1000万円以上」の到達率を性格タイプごとに比較すると、20代では「直感重視」(9.8%)が「理論重視」(2.5%)を上回っている。 その後、全体としては年齢とともに上昇し、60代以上では「理論重視」の30.7%が1000万円以上に到達した。 同年代の「直感重視」は13.4%となっており、シニア層に向けて割合が逆転するという結果になった。

着実な資産形成と「慎重なアプローチ」の関連性

本調査からは、直感的な行動力よりもミスを避けて慎重に物事を進めるプロセスが、生涯を通じた着実な資産形成において優位に働く可能性が見えてきた。 一時の感覚に頼る判断は結果の振れ幅を大きくし、年齢とともに広がる資産の個人差を生む要因になり得ると考えられる。 安定した資産形成には、客観的な情報に基づいて納得いくまで検討できる仕組みを提供していくことが鍵といえそうだ。