平成から令和へ。28年ぶりに、あの“鬼塚英吉”が復活する――。
俳優の反町隆史が29日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『GTO』(7月20日スタート、毎週月曜22:00~)の取材会に出席し、28年ぶりに連続ドラマとして復活する同作への思いを語った。
1998年に放送され、平均世帯視聴率28.5%、最終回35.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した伝説の学園ドラマ『GTO』。2024年にはスペシャルドラマ『GTOリバイバル』も放送され、TVer再生回数430万回超えを記録するなど大きな話題を呼んだ。
今回も主人公・鬼塚英吉を再び演じる反町は「リバイバルをやった時に、家族で親子3代で見てくださっている写真を友人から送ってもらったんです。ものすごくうれしくて、何とも言えない気持ちになりました」と回顧。その反響が、続編への大きな後押しになったことを明かした。
また、「“『GTO』を観て教師になったんです”という方がものすごく多いんですよ。それは俳優としてうれしいこと」と笑顔。「武田鉄矢さんか俺か、というぐらい自分ではそう解釈しています」と笑いを誘いながらも、教師役として愛され続けてきた作品への誇りものぞかせた。
今作では、50代となった鬼塚が令和の教育現場へ赴任。教師と生徒の双方がタブレット端末を持ち、匿名で教師を評価する「教師フィードバック制度」が導入された私立誠進学園を舞台に、型破りな教師・鬼塚が現代社会の歪みに真正面から向き合っていく。
「鬼塚英吉という教師が2026年のタイミングでいたら、どういう反応があって、どういう教師になって、どう世間が見てくれるのか疑問だった」と率直な思いを吐露。そのうえで、「生徒の身に置いて真っすぐ向かっていく彼の良さは、皆さんに伝えたいなと思い、今回続編をやることになりました」と語った。
さらに、「あの当時リアルタイムで見てくださった方には、『GTO面白かったよね』という気持ちをもう一度高めたい」と意欲。「若い世代にも、鬼塚が持っている強さや人間愛、こういう先生がいたらいいな、こういう学校があったらいいなと感じてもらえたら」と世代を超えて届けたい思いを口にした。
28年前の作品との違いにも言及。「当時の生徒たち(小栗旬、窪塚洋介、池内博之など)はもう少し泥臭かったり、汗臭かったりする響きがあった」と振り返りつつ、「今の子たちの方が冷静でクール。すごく上手に器用に芝居をしています」と新キャストたちの印象も明かす。
今回の連続ドラマ版には、主演の反町に加え、脚本・遊川和彦、演出・中島悟、プロデューサー・安藤和久ら1998年版スタッフが再集結。反町は「当時制作した側としては誇りでもあるし、責任を持ってしっかりしたドラマにしたい」と力を込める。
最後に、鬼塚らしい熱さは健在かと聞かれると、反町は笑いながら「それは大丈夫です。いくところまでいってますので」と自信。伝説の教師が、令和の教室で再び旋風を巻き起こす。



