ポプラ社は、平芳裕子氏による新刊『何がダサいを決めるのか』を4月22日に発売した。SNSで話題となった「パーカーおじさん論争」を入り口に、現代人が無意識に囚われている服装の常識や固定観念を解きほぐす内容となっているとのことだ。
服装の不安から自由になるための1冊
2024年にSNSで沸き起こった「なぜおじさんがパーカーを着るとダサいと言われるのか?」という論争。本書は、このような「似合っていないと思われたくない」「年相応じゃないと言われたくない」といった現代人の不安を、歴史的背景や社会的理由から丁寧に解説している。流行の仕組みを読み解くことで、服を着ることをもっと気楽に楽しむための思考が身に付くとしている。
本書の内容
章立てに沿って、ファッションの起源から社会規範まで幅広く考察されている。
第1章 他人の服装がなぜ気になるのか 《自己と社会》
第2章 どうしてパーカーは生まれたのか 《起源と流行》
第3章 なぜ「ダサい」を恐れるのか 《年齢と着こなし》
第4章 誰がどうパーカーを支持するのか 《スタイルと逸脱》
第5章 スーツの力はどこから来るのか 《歴史と階級》
第6章 ふさわしさはどう決まるのか 《外交と戦略》
第7章 私たちはなぜその服を選ぶのか 《ファッションと規範》
著者である平芳裕子氏は、神戸大学大学院教授でファッション文化論を専門としている。表象文化論の視点から、日常の何気ない服装の選択に隠された意味を解き明かしているとのことだ。
書籍情報
タイトル:『何がダサいを決めるのか』
著者:平芳裕子
定価:1,078円
発売日:4月22日
出版社:ポプラ社


