「バリウムがつらい」「胃カメラが怖い」健康診断のたびに話題に上がる"苦手な検査"。毎年のことと分かっていても、気が重くなる人は多いのではないだろうか。

今回は、マイナビニュース会員300人を対象に2026年4月17日に実施した、健康診断に関するアンケートの結果を紹介する。

健康診断や人間ドックで苦手な検査がある人は68.4%

健康診断や人間ドックにおいて苦手な検査が「ある」と回答した人は68.4%と、約7割が苦手意識を持っていることが分かった。

  • 健康診断や人間ドックで苦手な検査はありますか?

    健康診断や人間ドックで苦手な検査はありますか?

苦手な検査第1位は「バリウム検査」

健康診断や人間ドックで1番苦手な検査を尋ねると、1番多かった回答が「バリウム検査」(36.1%)だった。また、2位は「胃カメラ」(31.3%)で、このトップ2を選択した人が特に多かった。

3位は「採血」(14.9%)、4位は「大腸カメラ」(13.9%)という結果に。

  • 健康診断や人間ドックで1番苦手な検査を教えてください

    健康診断や人間ドックで1番苦手な検査を教えてください

「バリウム検査」が苦手な理由と対処法

「バリウム検査」が苦手だと回答した75人に苦手な理由を聞いたところ、下記のように「気持ち悪い」(64.0%)と回答した人が最も多かった。また、検査自体の辛さだけでなく、「検査後に下剤を飲むこと」や「げっぷを我慢しなくてはならないこと」が辛いと感じている人も。

痛い......2人(2.6%)
気持ち悪い......48人(64.0%)
苦しい......32人(42.7%)
緊張する......10人(13.3%)
恥ずかしい......3人(4.0%)
検査自体が怖い......4人(5.3%)
結果が怖い......3人(4.0%)
その他......6人(8.0%)

実践している対処法として、「ドクターや看護師の方に聞いてみて検査を少しでも楽に受けられる方法がないか、聞いてみる」(30代/男性/佐賀県/IT関連技術職)や「深呼吸して気持ちを落ち着かせてから臨んでいる」(60代/男性/岡山県/技能工・運輸・設備関連)などの声が上がった。

胃カメラが苦手な理由と対処法

「胃カメラ」が苦手だと回答した65人に苦手な理由を聞いたところ、下記のように「苦しい」(72.3%)と回答した人が最も多かった。

痛い......14人(21.5%)
気持ち悪い......31人(47.7%)
苦しい......47人(72.3%)
緊張する......5人(7.6%)
恥ずかしい......0人(0.0%)
検査自体が怖い......6人(9.2%)
結果が怖い......3人(4.6%)
その他......4人(6.1%)

また、乗り越え方ややってよかった対策などを尋ねると、検査を受けているときに気をそらしたり、鎮静剤を使ったりという対処方法が寄せられた。

意識を検査室の外へと飛ばします。目を閉じ、検査が終わった後に自分へのご褒美として食べる美味しい食事や、行きたい場所の風景を詳細に思い描きます。「今、ここにいる自分」を一時的に切り離し、モニターに映る自分の内臓を、まるで他人の資料を精査するかのような冷徹な視点で見つめることで、不快感を客観視するように努めています(20代/女性/東京都/その他・専業主婦等)

「一時の我慢。これを乗り越えれば一年間安心して過ごせる」と思うようにする(50代/男性/福島県/その他・専業主婦等))

基本的には我慢するだけですが、「最新のカメラは細くなっているはず」と思うようにしています(60代/男性/宮城県/IT関連技術職))

胃カメラは鎮静剤が使えたので使ってもらいました(40代/女性/広島県/販売・サービス関連)

「採血」「大腸カメラ」が苦手な人が実践する対処法

「採血」が苦手な人は、目をつぶったりそらしたりして、刺す瞬間を見ないようにすることで乗り越えている人が多かった。

また、「大腸カメラ」が苦手な人は、事前に飲む下剤が苦手だという声も多くあがった。具体的な対処法としては下記のような声も。

検査の数日前から消化の良い食べ物を食べるようにしている(70代/男性/神奈川県/その他・専業主婦等)

検査中は技師さん看護師さんのことを見ないで、目をつむりお金のことを考えていることが多いです。目が合ってしまうとやはり気恥ずかしいですし、ばつが悪いので、目をつむり検査に関係ないことを考えるようにしています。そうすると結構検査が早く終わったように感じます(60代/男性/神奈川県/建築・土木関連技術職)

大腸カメラは、夏だと検査前に飲む大量の水分を楽に飲めます(60代/女性/東京都/その他・専業主婦等)

苦手意識のある検査は少なくないが、今回の結果からは、それぞれが自分なりの工夫で乗り越えている様子も見えてきた。負担を軽減するための方法を事前に知り、医師や検査スタッフに相談しながら臨むことで、心理的なハードルは下げられるかもしれない。

年に一度の健康チェックを安心して受けるためにも、自分に合った対処法を見つけておきたい。

健康診断に関するアンケート
調査時期: 2026年4月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート