首都圏新都市鉄道は22日、三井住友カード、ジェーシービー、QUADRACと共同で、つくばエクスプレス(TX)においてクレジットカード等のタッチ決済を活用した混雑緩和施策の実証実験を開始すると発表した。

  • つくばエクスプレスでクレジットカード等のタッチ決済を活用した混雑緩和施策の実証実験がスタート

    つくばエクスプレスでクレジットカード等のタッチ決済を活用した混雑緩和施策の実証実験がスタート

平日の始発から6時30分までに対象入場駅から乗車し、対象出場駅で降車した場合に、普通旅客運賃(10円単位運賃)から20%を割引するという試み。「クレカタッチでゆとり通勤キャンペーン」と題し、早朝時間帯の利用促進による輸送の平準化を目的に実施する。

実施期間は5月11日から7月31日までの平日とされ、7月20日の祝日も対象となる。対象となる決済手段はクレジットカードなどのタッチ決済で、「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」「銀聯」に対応する。

対象となる入場駅は青井駅、六町駅、八潮駅、三郷中央駅、南流山駅、流山セントラルパーク駅、流山おおたかの森駅、柏の葉キャンパス駅、柏たなか駅、守谷駅、みらい平駅、みどりの駅、万博記念公園駅、研究学園駅、つくば駅の15駅。出場駅は秋葉原駅、新御徒町駅、浅草駅、南千住駅、北千住駅の5駅。対象条件を満たさない利用や、対象外の駅での出場は割引対象外となる。利用にあたって事前登録は不要。対象カードを自動改札機の専用端末にタッチするだけで、条件を満たせば自動的に割引が適用される。

  • クレジットカードのタッチ決済を活用した混雑緩和の実証実験を行う|

    クレジットカードのタッチ決済を活用した混雑緩和の実証実験を行う|

  • 対象となる入場駅と出場駅

    対象となる入場駅と出場駅

今回の施策は、三井住友カードの公共交通向けソリューション「stera transit」によるクレカ乗車サービスの乗車データを活用したもので、首都圏の鉄道事業者では初の取組みだという。つくばエクスプレスでは、すでに全駅でクレカ乗車サービスの導入が完了し、改札機の約4割で利用可能に。今回の実証を通じ、利用時間帯の分散による混雑緩和と車内環境の向上を図るとともに、早朝利用を促す新たな通勤スタイルの定着をめざすとしている。