凛とした佇まいと静かな存在感で知られる俳優・小雪。その印象からは想像しにくい“体育会系気質”や生活感あふれる一面が明らかになった。ストイックさと柔軟さを併せ持つ素顔は、多くの視聴者に新鮮な驚きを与えた。

18日に放送されたカンテレのバラエティ番組『おかべろ』(毎週土曜14:28~)にゲスト出演し、学生時代のスポーツ遍歴や芸能界入りの経緯に加え、日々の掃除術や食へのこだわりまで語り、これまでのイメージを覆すトークを展開した。

  • 小雪

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番組ではまず「モデル&俳優!お淑(しと)やかと思いきや実は体育会系」というテーマでトークが展開。小雪は幼少期について「止まってない子でしたね。常に動いている」と振り返る。小学生時代は体操、水泳、サッカー、中学でテニス、高校ではバレーボールと幅広くスポーツに打ち込んできた経歴を披露した。

一方で学生時代は「全然モテなかったですよ」と語り、スタジオを驚かせる場面も。高校時代にヘルニアをきっかけに部活を断念し、友人に誘われて応募した雑誌モデルが転機となる。当時は看護学校に通っていたが、アルバイト感覚でモデルをやっていた自分に対し「両方ちゃんとできていない自分に憤りを感じて」と、芸能活動への専念を決意したという。

決断してから2年後ぐらいに、所属していたモデル事務所の勧めでドラマに出演。織田裕二と共演したフジテレビ系『恋は焦らず』(98年)でいきなりヒロインに抜てきされた。「右も左も分からなすぎて、それでちょっと、これは続けてみないといけないなって」と当時の心境を明かす。

「全ての選択肢に私、逃げないんですよ、あまり」と語るように、その負けん気の強さがその後のキャリアを支えてきた。「根っからの運動部なんで、実は体育会系なんですよ」と笑う小雪。その言葉の裏にある、逆境に立ち向かい続ける揺るぎない信念が、現在の彼女を作っている。

私生活では「掃除・炊事はとことんやります」と語り、“時短掃除”へのこだわりも。「使ったらその場で掃除する」「歩いたところを掃除する」といった独自のスタイルを明かし、階段の手すりを拭きながら移動する工夫も紹介した。また、掃除方法についてはマンションの管理人に直接聞くこともあるといい、「新聞紙で最後拭き上げるときれいになる」といった知恵を取り入れているそうだ。

食生活にも強いこだわりを持ち、「発酵食品が大好き」と語る小雪。みそ汁やスープを常備し、「スープさえあればいかようにでも味変ができる」と実用的な考えも披露した。サムゲタンは前日から数時間煮込むなど手間を惜しまない姿勢を見せつつ、「面倒くさくなることもありますよ」と本音ものぞかせた。

おすすめの発酵食品として「一休さん」と呼ばれる一休寺納豆を紹介。「お粥に1粒入れて、周りから少しずつ溶かす」と食べ方を説明し、「中華の調味料やアンチョビ代わりにも使えますよ」と活用法を語った。

そんな彼女に村上ショージが「怒ったことはあるんですか?」と質問。すると小雪は「危険が迫った時くらいですかね」と冷静に回答し、「怒った人見ると冷めません?」とレギュラー陣に問う場面も。終始落ち着いたトーンながらもユーモアを交えたやり取りで、スタジオの笑いを誘っていた。

【編集部MEMO】
小雪は、1976年12月18日生まれ、神奈川県出身。モデルとして活動を開始後、俳優へ転身する。代表作は映画『ラストサムライ』(03年)、ドラマ『きみはペット』(03年)、『エンジン』(05年)など多数。20日にスタートしたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』では、主演の黒木華ふんする星野茉莉の義母・桃花役で出演する。