SKY-HIが語る、傷と矜持を刻んだラップ、その先で探す“歌うべきもの”

SKY-HIのソロ7作目『Success Is The Best Revenge』は、ラップ/ポップの枠を越えて”今のSKY-HI”を総括する作品だ。冒頭「The Best Revenge」には、ヘッズとしての矜持と傷が刻まれ、対して「If I die tomorrow」ではシンガーソングライター的な深度で内面を掘り下げる。本稿ではその振れ幅を手がかりに、SKY-HIのソロ活動の現在地と、この先に向かう輪郭を探った。

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「居場所はそこしかなかった」

ー今回のアルバムの1曲目「The Best Revenge」を、SKY-HIが立川ステージガーデンのライブで披露した時、現場で観てました。ここ数年、SKY-HIの”ヘッズ的なモード”が前面に出てくることって、そこまで多くなかった気がして。この曲はある種ハードコアなリリックでもありますし、今作もこの方向性で、ヒップホップ・マインド全開のアルバムになるのかなと思っていたんです。でも、出来上がったアルバムは、いわゆる”ヒップホップ”というより音楽性の豊かさを追求したような作品になっていた。さらにBMSGの、今の音楽的ポテンシャルを秘めた若者たちをフックアップした曲が揃っている印象もありました。「The Best Revenge」を出した時点では、このアルバムの構想はあったんですか?

SKY-HI その時はなかったと思います。あんまり壁打ちできる人がいないってこともあって、しょうがないから自分と話すしかないはずなんですけど、その時間もあんまりなくて。それで出てきたのがこれ、って感じです。生命活動みたいなものに近いですよね。

ーアルバムの全体像を見据えてというより、まずこの曲を”点”として出した。

SKY-HI はい。

ー「The Best Revenge」のリリックには「NORIKIYO」「Mummy-D」「AKLO」「SEEDA」といった固有名詞も出てきますよね。これは考えて書いたというより、自然発生的に浮かんできたものなんでしょうか?

SKY-HI そうですね。フリースタイルに近いというか。その場でリリックを書いて歌ってるから、「なぜそれか」っていう理由はそんなにないです。何年かに一度、こういう曲は出してる気がしますね。「FREE TOKYO」を出した時とか、ヴァースの前半は固有名詞だけだったり。キャリアの初期に近いかもしれないです。ビートジャックの時とか、固有名詞の引用はよくやってました。今回の引用も、普通に会話してると出てくる名前なので、自然とリリックにも出てきた、っていうのが正しい気がします。

ー〈アイドルがラップすると飛んでくるビール瓶とFuck〉というのは、比喩じゃなく現実だった?

SKY-HI まあ、居心地がいいわけではないんですけど、そんなこと言ったら居心地がいい場所なんて特になかったので。帰属意識が強いわけでもないけど、普通にプレイヤーの一人だったから。よく”村社会”って揶揄される時代ではあったけど、その分、仲間意識みたいなものはみんな強かった気がします。下の世代はほぼいなかったけど、同世代のみんなや、特に名のある諸先輩方が受け入れてくれたことが嬉しかったですね。ネームドロップされてるような、NORIKIYOさんとかD(Mummy-D)さんと出会えたこと、会話できたことで、ある種、初めて居場所ができた感覚がありました。

ーこの〈YOSHIや西成からもらった名前とラブ〉も?

SKY-HI そうです。同じく……もっと前ですかね。NORIKIYOさんとかDさんは、自分がビートジャックであったり客演であったりで、ラッパーとしてある程度名前が出始める頃くらいからの出会いですけど、YOSHIさん(餓鬼レンジャー、以下文中「餓鬼レン」)と西成さん(SHINGO★西成)に関しては何もないので。餓鬼レンのライブでフリースタイルしたのが19歳とか。あの頃はいろんな意味で何者でもなかったので、よく可愛がってくれたな、と今でも思いますね。ライブ前にYOSHIさんに会って、餓鬼レンが好きだと話したらノリで「今日、この曲とこの曲の間で俺がフリースタイル始めるから上がってこいよ」って言ってくれて。それでしたのが、もう20年くらい前ですからね。

ーその時のオーディエンスの反応は、どんな感じだったんですか?

SKY-HI 普通に盛り上がってました。その頃はフリースタイルを見ることも少なかったでしょうしね。YOSHIさんがフリースタイルにめちゃくちゃハマってた頃でした。

ーそういうチャンスをもらいつつ、自分でも積極的に現場に出ていって。

SKY-HI 週5はクラブにいましたね。めぼしいクラブはだいたい、何曜日にどのクラブで何のイベントがあるか、把握してました。当時はAAAをやりながら、大学生でもあったので。このままだと忙しすぎて倒れるなと思って、2年生くらいの時に大学を辞めました。

ー〈あの時はごめんAKLO〉と出てきますが、これはどういった?

SKY-HI 昔、ちゃんと発声を学んだ方がいいんじゃないかと思って、ボイトレに行きたいっていう話を当時のマネジメントにしたら、AKLOさんが先生としていらっしゃったんですけど、学びたいのはあくまで発声で、ラップを教えてもらうつもりはない、ということで結局レッスンは無くなったんです。数年後に渋谷のGAMEで(AKLOと)会ったときに「あの時は本当にすみません」という話をしました(笑)。

ー〈ラジオでSEEDAとしたフリースタイルはやり直したい〉というのは?

SKY-HI これも昔の話で、自分がDJをしていたFMヨコハマの30分のラジオ番組にSEEDAさんに出てもらった時に、30分全部フリースタイルしたんです。すごく楽しかったですね。あれは脊髄に刻まれている刺激的な出来事でした。でも今ならもっとやれるなとか、もっとやりたいなって思います。

ーSEEDAさんも昨年、素晴らしいアルバム(『親子星』)を出しましたよね。

SKY-HI そうですよね。40代のラッパーが新作を出す時代ですもんね。すごいなと思って。

ーXanseiさんを迎えて制作した「No Flexin,」のような2000年代っぽいテイストは、以前から好きだと言ってましたよね。そういった日髙さんが好きなヒップホップの味も散りばめられているアルバムだと思いました。

SKY-HI アジア人に生まれて、白人にも黒人にもなれないし、なる必要もない。他の誰かにはなれないので、生きてきたそのままで歌っただけです。特殊な人間だとは思うけど、ヒップホップの価値観や精神性のおかげで人生をいい方向に変えてもらったし、純粋に歌唱法としても、そこに触れ合ってる時間が最も長いから。自分のやるべき音楽を作ると、自然とラップ/ヒップホップに根差したものになる。

ラップ/ヒップホップも生まれて50年以上が経ったけど、特に日本のラップ・ミュージック・シーンって、10年くらい前までは長めの黎明期だった気もするので、何でもあり――と言うと語弊がありますけど――FG(FUNKY GRAMMAR)もそうかもしれないですけど、いとうせいこうさん以来の日本語ラップって言われてるものと、それこそBESさんとかSEEDAさん、NORIKIYOさんみたいな、バックグラウンドも含めてUSのブラックカルチャーと近いものをやる方が共存してた。でも今はもうちょっと”評価されやすい正解”がある気がしてるし、それでいいと思ってて。

ダースレイダーやダメレコ勢も昔のアルバムでよく歌ってたけど、ゲットー育ちでもないし、なんなら東大出てるし、みたいな人間のヒップホップ。真ん中にいることはないし、真ん中にいようとしたこともあんまりないっていうか。それはアイドル・カルチャーにしろ、ブラック・カルチャーにしろ、何に対してもそうなんで。俺がラッパーだからラップ・ミュージックが居心地よかったわけではなくて、当時の地獄みたいな精神状態の時に、ヒップホップの精神性や諸先輩方に救われたっていう、ただそれだけの話です。だから自分の定義付けが難しいですね。それはずっと作っていかないといけない気がします。

ーヒップホップ的なマナーは、美学として無意識のうちに日髙さんのサウンドメイキングやボーカルのトップラインに出てる気がするんですよね。

SKY-HI それも単純に、育ちがそうっていうだけですね。なので先人達には心からリスペクトしています。

ー「ID」もそうですが、他のボーイズグループやヒップホップのライブを見る中で、BMSGの若い子たちのラップスキルの高さを感じます。そこはSKY-HIさんの影響があると思いますが。

SKY-HI 俺が若い頃に、俺みたいな人がいたらもっと助かったので。そういうことをやり続けるしかないですね。技術って、音楽に向き合う上で大事にしたいと思ってて。それがひとつの誠実さじゃないですか。音楽ってどんだけ商業ベースになっても、芸術ではあるので。現存するアートの中で一番、基礎を学ばなくても商業ベースに乗れるのが音楽だったりすると思うんです。画家とかカメラマンはめちゃくちゃ勉強するし学ぶべき基礎があるじゃないですか。もちろん、上手じゃないからこそ生まれる良さも一定量はあると思うんですけど、本当に好きだといっぱい聴くし、研究とか練習とかすると思うんですよね。それは誠実さの一つだし、出来上がったもの以上に、本気さが伝わってくると思う。

ーラップ表現で言うと、収録曲の中で日髙さん的にチャレンジングだった曲はどれですか?

SKY-HI 「The Best Revenge」じゃないですか。「ビートのどこを取ってラップしてるんですか?」って一番よく言われる。本当は「If I die tomorrow」とか「大丈夫」がすごく好きなんですけど、それは『Success Is The Best Revenge』を作ることになったからできた曲で。”自分の歌うべきもの”みたいなのを、多分永遠に探してるんですよね。たまに作れてる気がするんですけど。「The Best Revenge」みたいな曲は自分も好きだし素敵なんですけど、本来、生まれちゃいけない曲でもある気がしていて。本当は「If I die tomorrow」みたいな曲を、月に1曲くらいは生み出せてる状態が、創作家なのか表現者なのか分かんないけど、自分の生業としてあるべき姿なんだろうなって感じてます。

ー僕も「If I die tomorrow」は好きです。

SKY-HI そういうことをちゃんと考えてやっていきたい、って思いがすごくある。やっぱり人間って難しくて、自分がやるべきこと以外、本来は考える必要ないじゃないですか。そうやったら、みんなうまくいくはずで。木こりが木を切るとか、大工が家を建てるとか、漁師が魚を獲ってきて料理人がそれを調理して、みんなで食べることができればいいじゃないですか。なんだけど、どうしても木ばっかり切ってないでイノシシ倒したいなとか、こんなでかいイノシシ倒したんだからみんなにもっと褒められたいな、とかさ。そういうのって、本当はあんまりあっちゃいけないっていうか、他の動物にはなさそうな気がするんですよね。話を戻すと、多分「If I die tomorrow」みたいなものを表現し続けることが、本来自分が一番やるべきことなんだろう、とほんのりは分かってるんです。

ーなるほど。

SKY-HI すっげえ難しいんですよ。創作のモチベーションと、功名心とか向上心って完全に切り分けられないじゃないですか。自分にも他者にも無欲で、純粋な創作意欲だけで作り続けたい、と本当に思います。当たり前かもしれないけど、特に既に経済的には成功している自分の様な人間の作品に関しては、商業的な意識はなくなっていくのが正しいはず、とは思っているんですけどね。

ーでも日髙さんのソロにおいても、そういった意識は少しずつなくなってきているんじゃないかと思います。

SKY-HI ね。でも出たら出たで、「『The Best Revenge』ってできたタイミングでリリースしてたほうがよかったんじゃないか」とか、「『Its OK』はこういうふうにしたらもっと聴かれたんじゃないか」とか考えちゃって、難しいですよね。若い頃から、KREVAさんの「ちゃんと売れたいって言ってかなきゃダメだ」みたいな価値観に多大な影響を受けてきたし、今でもそれが正しいと思ってもいるんですけど。ミスター向上心って自分で言ってたし、そういうムーブに引っ張り上げてもらっていて、メジャーデビューのタイミングでもそれは明言してたんです。

それで次は自分にしか出来ない事をして自分にしか救えない人を救いたくて、ポップスを学んだり、ロックカルチャーとの関わりが増えたり、いろんなことにつながって人生を豊かにしてもらったんだけど、それを踏まえて”今”ってことで限って言うと、その精神とは相性悪いなって。功名心とか向上心が作品性を上げることを手伝う人もいっぱいいると思うし、売れてるポップスターってそういう人が多いと思うんだけど。

「The Best Revenge」のライブ映像とかは、自分で見てもかっこいいなと思うんで、純粋性とかがやっぱ大事だなと思いますね。ただ、そういった純粋性とか衝動性を担保するための時間が十分にあるかと言ったら、あまりにも忙しくてそういうわけではないので。人生は無限ではないから、時間の使い方は考えていきたいなと思います。

Photo by Satoshi Hata

今、ソロアーティストとして目指すこと

ー今回、STARGLOWのTAIKIさんやGOICHIさんなど、BMSGの若い子たちの才能と改めて向き合ってみてどうでしたか?

SKY-HI 面白いですよね。面白いし、もっと面白くできそうな気がします。TAIKIとか、スタジオ一緒に入ってびっくりするもんね。昨日もちょうどSTARGLOWのレコーディングだったので、TAIKIもGOICHIもいたんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです。だからこそ、社長とかプロデューサーとしての立場じゃなくて、設計者として、彼らがもっと楽しくなるほうが世の中が面白くなる気がするし、そういうことを考えていきたい。そういう意味で、やりたいことは尽きないですね。

ただ、売れればいいわけではないから。売れることと幸せってことも違うし、幸せと楽しいも違うけど、特に彼らはラッパーなので、楽しんでほしい。彼らが楽しくなるような装置を設計していきたいですね。

ーそれは、日髙さんから彼らに伝えられるスキルやテクニックのこと?

SKY-HI そういうのもあるけど、スキルとかテクニックって乗り物みたいなもんだから。車は丈夫で速いほうがいいじゃないですか。スキルを教えることって、彼らが持ってる車を改良すること。タイヤを変えたりエンジンを変えたりすることだけで。そういうことよりも今自分が設計したいのは、「ここに高速道路を作ってあげたらここまでいけるな」とか、「ここに行こうとしてるけど、こっちに行ったらこういうのがあるよ」とか、そういったことを設計していきたいです。

ーサウンド面で言うと、VLOTさんやhokutoさん、Xanseiさんもそうですが、いろんなプロデューサー/トラックメイカーが参加してますよね。

SKY-HI いい時代だなって思います、本当に。hokutoもXanseiくんも後輩ではあるけど、感覚的にはVLOTもhokutoもXanseiくんも同世代。フラットに見てもこれだけカッコいい人たちがいっぱいいるんだから、パイを食い合うんじゃなくて広げていけば、簡単に海の向こうに行ける。そういう時代だからこそ、みんなで幸せになれる気がするし、そのための方法をいっぱい考えたいなと思いますね。それは40代でやりたいことかもしれないです。

ーソロの活動でもグループのプロデュースでも、日髙さんって共通した理念や考え方が常に自分の中にある人だと思っていて。その中で、ソロアーティストとしての活動は日髙さんにとってどういう場所になっているんでしょう?

SKY-HI ……それが自分でも分からなくて(笑)。昔の曲を聴いても、「自分が何者なのかなんて自分が一番分かんない」って言ってたりするから。ひょっとしたら、ずっと分かってないのかもしれないんですけど。

それでもステージに立ち続けることが当たり前になってしまって、立ち止まって考える隙間もなく、とにかくその場その場で無理やりでも、出がらしになったとしても絞り出して、出たもので自分を確認する、っていう。自傷行為に近い曲作りを続けてしまっていたんで、正直ずっと精神的には限界のまま生きてきていて。

だから今度は、表現欲みたいなものに集中して作ると何ができるのかな、っていうのを頑張りたい。……って前から思ってはいたはずなんですけど、やるべき事が多すぎて、難しいですよね。じゃあ実際にそれができたかっていうと、そういうわけでもないので。ただ諦める事だけはしていないです。

ーでも「分からない」ってことは、まだひとりの表現者/芸術家として彷徨える魂があるってことですよね。

SKY-HI まだ到達してない。ただ、徐々に極まっては来てる気がします。さっき、売れたい気持ちとか向上心で頑張ってるエネルギーがバカにならないって話したと思うんですけど、そういうエネルギーがある種、一番強かったはずである3枚目のアルバム(『OLIVE』)の頃に作った曲を、去年末の豊洲のライブでいっぱい歌う機会があったんです。BMSGの所属アーティストが選んでくれたのもあって、「こんな曲選ぶんだ」って思いながら歌ったら、めっちゃよくて。

ショウタ(Aile The Shota)とかにもよく言ってることだけど、自分が忘れてたかもしれないなって思ったのは、ポップっていうのは階段を降りて分かりやすくすることじゃなくて、自分の表現の極地に登り詰めて、研ぎ澄まされていったもの。狂気の果てにしかポップは存在しないから、ポップが一番強い。だから、マイケル・ジャクソンとかジョン・レノンが一番狂ってたと思うし、それを目指さないといけないって言ってたことを思い出しました。

日記のように曲を書くことは多分、永遠にできるとは思うんですよね。ラッパーってそういう良さがあるじゃないですか。でも最近思ったのは、日記のように自分のライフスタイルを歌ってヘッズを喜ばせるような、国内外問わずラップカルチャーの中の”ヒップホップ”とは違うなと。ラップミュージックの遊びってユースカルチャーだから、自分が日記みたいな曲を書いてお客さんを踊らせるのは今は違うと明確に思って。自分だからやるべき音楽については、まだ突き詰めたほうがいい気がする。

それは3年くらいかかりそうな気がするんですけど、頑張ったら2年でいけるんじゃないかなと思って。去年、Spotifyの年間のリザルト(音楽利用データ)を見て愕然としたんです。全然音楽聴いてないし、それに新しく見た映画もほぼない。『国宝』くらい。本も積読になっちゃってて、当たり前だけど旅行にも1日も行ってないじゃないですか。そもそも休みもないから、多分このままだと破綻する。人間として壊れるかもしれないけど、それよりもっとリアルに怖いのは、このままだといつか所属アーティストの曲を書けなくなること。それが起こりそうな気がしたので、もうちょっと、ものを作る人としての自覚を強めよう、とは思ってますね。

ーなるほど。そういうことに気づけた作品でもあるんですね。

SKY-HI そういう感じです。書いたものを後から自分で見て、自分を知っていくことは本当に多かったですね。いつもアルバムを作り終わった後に一番、「こういうことやるべきなんじゃないか」「こういう曲書くべきなんじゃないか」って思うんですけど、今回もまたか、って感じ。そろそろ満足したいです(笑)。

ー今日はソロ作品にフォーカスして話を聞かせていただきましたが、2026年は日髙さんとしてどんなモードなんですか?

SKY-HI 自分が「何を作る人なんだっけ?」って立ち返ることを、今までやってこれてないので。起業前にもその罠に陥ることが何回かあったんですけど、器用なんで、求められると60点から80点くらいのことはできるんですよね。「これしかやれません」ってタイプじゃないから。起業以降は割と、強い意志によって「BE:FIRSTはこういうものをやっていきたいよね」みたいなのはあったんだけど、とはいえ、どうしても器用な自分がずっといたりして。そうではなくて、もっとちゃんと”不器用な自分”と向き合いたい。「何がしたい?」とかでもなくて、「どうあるべきか?」みたいなことをちゃんと知りたい。いい加減に、自分が何かを知りたい(笑)。今度こそ。

2枚目のアルバム(『カタルシス』)の時は、出来上がったものを聴いた時に泣けたんだよな。あれ、なんでなんだろうな、とか。そういうことを考える時間がない。作品としては今作のほうが気に入ってるし、自分の気持ちが入ってるし、そういった意味では集大成的な作品ができたんですけど、まだもうちょっとありそう。 『Success Is The Best Revenge』っていうタイトル上、どうしても集大成っぽいものになるって周りの人も思ってくれていたし、自分も勝手にそうなる気はしてたんだけど、集大成というよりは”エピソード0”みたいなものになった感じです。次がデビューアルバムだと思ってますね。次がデビューアルバムだと思ってるって、毎回言ってるんですけど(笑)。

SKY-HI Digital EP

『Success Is The Best Revenge -Memorial Edition-』

配信中

https://sky-hi.lnk.to/MemorialEdition

発売中の『Success Is The Best Revenge -Deluxe Edition-』に収録されているBMSGアーティストとのコラボ楽曲、全6曲を収めたEP。

『Success Is The Best Revenge -Deluxe Edition-』

SKY-HI

発売中

配信アルバム『Success Is The Best Revenge』の楽曲に加え、これまでBMSG FESやSKY-HIのライブで披露してきたBMSGアーティストとのコラボ楽曲を、ついに初の音源化。新たなBMSGアーティストの参加によって進化を遂げた多数の楽曲が収録

通常盤・初回生産盤 共通

・The Best Revenge

・Its OK

・No Flexin

・deaf feat. edhiii boi

・大丈夫 feat. Novel Core

・ID feat. SHUNTO (BE:FIRST), RYUKI (MAZZEL), JIMMY (PSYCHIC FEVER), FELIP

・SUPER IDOL feat. Nissy

・At The Last

・Future In My Pocket feat. TAIKI (STARGLOW), GOICHI (STARGLOW)

・If I die tomorrow

・Success is

・To The First - THE FIRST ver. - feat. BE:FIRST, Aile The Shota, RAN (MAZZEL), REIKO, RUI (STARGLOW)

・MISSION - MISSIONx2 ver. - feat. MAZZEL, REIKO, KANON (STARGLOW)

・At The Last -THE LAST PIECE ver.- feat. STARGLOW, KANTA, KEI, RAIKI, TAICHI, YUTA

・Tiger Style - remix - feat. Aile The Shota, JUNON (BE:FIRST), LEO(BE:FIRST), TAKUTO(MAZZEL)

・14th Syndrome - remix - feat. RUI (STARGLOW), TAIKI (STARGLOW), edhiii boi, KANON (STARGLOW), RYUHEI (BE:FIRST)

・One More Day - remix - feat. REIKO, RAN (MAZZEL), SEITO (MAZZEL), KAIRYU (MAZZEL)