登場人物の中で特に印象に残ったのは、いつも遅くまで練習を続ける“コツコツ型”のコトジさん(新潟出身)。MOMONAは自身を「一個一個、自分の中で落とし込まないと次に進むのが怖い」と分析し、直感的に動けるタイプとは違うからこそ、「すごく気持ちが分かります」と共感した。
高知出身・かのんさんには、東京で生き残るという目標に向かって行動を重ねる強さを見た。新人の中で一番の売上を誇る期待の星だが、その姿は岡山から出てきたME:Iのメンバー・RINONと重なり、「人には見えないところでの葛藤だったりとか、涙とかもあるんだろうなと思いました」と想像を巡らせる。
さらに、富山から来たマイペースなロイさんについては、「自分の好きとか楽しいとか、今一番何がやりたいんだろうっていうところにすごく素直に向き合っている」と捉え、「自分にはない感覚だからこそ、そういう気持ちは失いたくないなと思わされました」と印象を述べた。
こうして、同じ環境の中で自分とは違うタイプの同期を見て葛藤する姿に共感することで、「勝手に一緒に働いてるような気持ちで見ていました(笑)」と感情移入したそうだ。
常に不安と隣り合わせ…「自分自身が商品なので」
番組で描かれるのは、夢だけでは乗り切れない現実。モチベーションが揺らぎ、挫折しかける若者たちの姿を受け、MOMONAは自らの仕事も不安と隣り合わせであることを打ち明ける。
「自分自身が商品なので、気持ちが落ちると声の出方も変わりますし、重心がぶれて体が思うように動かないこともあるので、常にスランプにならないようにすることは、すごく意識しています」
一度芸能界を離れ、SNSの発信も一切しなかった時期は、「芸能界とは全く別の世界のほうが向いているんじゃないか」と思ったこともあるというが、再びこの道に挑んでいる今、支えてくれるのは、やはりメンバーの存在。「みんなが認めてくれて、自分では気づけない自分のいいところを言葉で教えてくれるので、ここでやっていく意味が絶対あると思って、自分を奮い起こしています」と感謝を語る。
「ELEN」の新人美容師同期と、ME:Iのメンバーが、同じ7人というところも、共感の高さを増幅させたそうだ。
