元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が3月30日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【分かれた明暗】広島/ヤクルト/ソフトバンクが開幕3連勝!!『1番牧はやめた方がいい』『なぜ代走を出さない?』中日井上監督の采配に疑問…日本ハムの誤算とは?」に出演。開幕から快進撃を見せるヤクルト・池山隆寛監督が持つ「人徳」と「掌握術」について語った。
池山隆寛監督のキャリアと年齢に着目
DeNAとの開幕3連戦で3連勝を飾り、相川亮二監督との新人監督対決を制した池山監督。明暗を分けたポイントについて、高木氏は「采敗とかっていうよりも、年齢が出たと思うよ」と、池山監督のキャリアと年齢に着目した。
「池山監督は2 軍でコーチ歴も長かったし、選手を把握できてた」と豊富な現場経験に触れつつ、「やっぱりさ、若い人が言うよりも おじいちゃんみたいな人が言うと、落ち着くというかさ。そういう術も(身につけている)」「年をとりながらその位置に来てるわけだよね」と分析。新人ながらも、現場経験豊富な監督ならではの包容力が、チームの安定感につながっているとの見解を示した。
続けて、高木氏は「すごく感心したのがさ、1戦目から池山監督がマウンドに行くと、必ず抑えるんだよね」「山野(太一)もバタバタし始めたんだよ。でも、池山監督が行って背中をポンポンポンって。本当に一言二言だから。それを言ったら山野が大きくうなずいて、松尾をゲッツーに打ち取ったとかさ」と、池山監督の助言で投手が落ち着きを取り戻した瞬間があったと指摘。「そういう切羽詰まったところを平常心に戻してくれる、池山監督はそういう力がある」と、その人心掌握術を高く評価した。
さらに、こうした監督像を球団のカラーとも重ね、「ヤクルトだよな。茶目っ気があるというかさ。真中の時もそうだった。高津の時もそうだったし、ヤクルトの伝統かなって思うよね」とコメント。歴代監督たちが持っていた空気感を池山監督も受け継いでいると語り、今季のヤクルトの躍進に期待を寄せていた。
【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
