JR九州のダイヤ改正(2026年3月14日実施)に合わせ、日豊本線の国分~隼人間で朝の通勤通学時間帯に普通列車が1往復増発された。上りは隼人駅6時42分発・国分駅6時45分着、下りは国分駅6時52分発・隼人駅6時56分着で運転している。

  • <!-- Original start --></picture></span>JR九州が日豊本線の国分~隼人間で普通列車を1往復増発(写真は肥薩線の普通列車。2024年撮影)<!-- Original end -->

    JR九州が日豊本線の国分~隼人間で普通列車を1往復増発(写真は肥薩線の普通列車。2024年撮影)

日豊本線の国分~隼人間は営業キロ2.6km、途中駅もなく、所要時間も3~4分程度の区間。それにもかかわらず普通列車を増発した背景として、さまざまな事情があるとみられる。

今回増発した普通列車について、JR九州が公開している時刻表を見ると、列車番号が「6750D」(隼人発国分行)、「6751D」(国分発隼人行)となっており、ディーゼルカーによる運転とわかる。ダイヤ改正後の時刻を掲載した「JR時刻表」3月号も確認すると、これらの列車が隼人駅から肥薩線に乗り入れ、吉松駅発着で運転予定であることが示されている。

肥薩線の吉松~隼人間は、2025年8月に発生した豪雨災害の影響で、現在も列車の運転を見合わせ、平日のみバス輸送を実施。JR九州は2026年6月末頃の運転再開をめざしている。同区間の再開後、今回増発した列車を吉松駅から国分駅までの直通運転とする見込み。現行の隼人発国分行を吉松駅5時24分発・国分駅6時45分着、現行の国分発隼人行を国分駅6時52分発・吉松駅8時5分着で運転予定としている。

なお、吉松発国分行の列車は隼人駅で26分間停車(6時16分着・6時42分発)。国分発吉松行の列車も隼人駅で11分間停車(6時56分着・7時7分発)し、その間に後続の普通列車(国分駅7時0分発、隼人駅7時4分着の鹿児島中央行)と接続する。

国分駅と隼人駅はいずれも鹿児島県霧島市の駅。国分駅は市の中心部に位置し、隼人駅も日豊本線と肥薩線が接続する主要駅で、両駅とも特急「きりしま」が全列車停車する。駅周辺に高校なども多く、通勤通学需要も見込める区間。今回増発した普通列車は、こうした地域輸送に対応するとともに、肥薩線吉松~隼人間の運転再開後も見据えた設定となっている。