Vシネクスト『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』が、2026年3月20日(金)より期間限定上映される。
「スーパー戦隊シリーズ50周年」と「戦隊VSシリーズ30周年」を記念した本作は、個性の違うゴジュウジャーとブンブンジャーが夢のコラボを果たすほか、第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006年)のボウケンレッド、第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)のゴーカイレッド、第40作『動物戦隊ジュウオウジャー』(2016年)のジュウオウイーグルというシリーズの「節目」に登場した歴代レッドヒーローもかけつけ、スーパー戦隊シリーズの集大成とも呼べる豪華な作品となった。単独でも強い個性を発揮するヒーローたちが結集することにより、友情と団結の力で邪悪な敵を撃ち破る……という「スーパー戦隊」の醍醐味を、本作で存分に堪能していただきたい。
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(写真左)冬野心央:ふゆの・みお 2003年12月3日生まれ。山口県出身。『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(25年)ゴジュウウルフ/遠野吠役でレギュラー出演を果たす。映画『彼の瞳に映る僕』(25年)や各種CMにも出演。(写真右)井内悠陽:いうち・はるひ 2004年7月12日生まれ。京都府出身。『爆上戦隊ブンブンジャー』(24年)ブンレッド/範道大也役で俳優デビュー。その後、フジテレビの連続ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(25年)にレギュラー出演、FODオリジナルドラマ『コントラスト』(26年)で阿久根温世とW主演。
Vシネクスト上映記念インタビューとして、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(2025年)ゴジュウウルフ/遠野吠を演じる冬野心央と『爆上戦隊ブンブンジャー』(2024年)ブンレッド/範道大也を演じる井内悠陽のスペシャル対談をお届けしよう。両戦隊の持つ強い個性や、1年間にわたる撮影で2人が培ってきたもの、そして気になる本作の見どころなど、楽しいお話をいろいろとうかがった。
「大也は堤なつめの100倍くらいカッコいい(笑)」
――昨年公開のVシネクスト『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』舞台挨拶で、井内さんは「『ゴジュウジャーVSブンブンジャー』で戻ってくることができたら嬉しい」とおっしゃっていました。実際に先輩ヒーローとして「スーパー戦隊」の現場に帰ってきたときのお気持ちから聞かせてください。
井内:まずは「VS」に出られる! という喜びが大きかったですね。そして、スーパー戦隊としてまったく方向性の違うゴジュウジャーにブンブンジャーがどんな風に関わっていくのか、想像力を働かせていました。
冬野:それは僕たちゴジュウジャーも同じ思いで、ブンブンジャーとのコラボがどんな風になるんだろうって、すごく楽しみにしてました。
――井内さんをはじめ『ブンブンジャー』キャストのみなさんは、放送終了後も様々なドラマや映画で活躍されていますが、ふたたび特撮ヒーローを演じるにあたってどのようなことを考えていましたか。
井内:ヒーローの場合、日常の生活にはない特殊な演技が求められるんです。大也であれば、ふだんの自分よりも声を低くしていたり、立ち姿だってカッコよく見えるよう、常に意識をしていました。他のドラマに出るにあたっては、自然なお芝居ができるようレッスンに通って「ヒーロー」要素を抜く作業から始めましたね。そういったことを経ての「VS」なので、最初はあのころのヒーローっぽい仕草を思いだせるかな……とちょっとだけ心配していました。でも、ずっとやりたいと思っていましたし、『ブンブンジャー』ファンのみなさんにふたたび大也の活躍をお見せしたい、といった思いのほうが勝っていて、撮影が始まるころにはすっかり大也に戻っていました。
――井内さんは『ゴジュウジャー』の第1、2話に「クワガタオージャー/堤なつめ」役で出演し、冬野さんと一緒にお芝居をされました。今回、井内さんが演じる大也とご一緒された冬野さんは、どんな印象を持ちましたか?
冬野:堤はメガネをかけていて、おとなしいキャラクターでした。でも大也だと、衣装も立ち姿も、すべてがカッコいいなって思いましたね。堤の100倍くらいカッコいい(笑)。強い存在感があり、ヒーローとしての余裕もありました。大也が吠に、とてもカッコいい言葉をかけるんです。撮影中はずっと大先輩の背中を見つめていました(笑)。
井内:冬野くんと2人、今日たくさん取材を受けましたけど、いつも彼は「大先輩です」とか「背中を見ています」とか言うたび、半笑いなんですよね。
冬野:本当に、井内さんのことをリスペクトしてます。
井内:冬野くんが僕を称えている部分、ちゃんと「(笑)」ってつけておいてくださいね(笑)。
「光吠」にゴジュウジャーの仲間たちは…
――『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』の予告編でもひときわ強いインパクトがあった「品行方正な吠」=「光吠」を演じたときの、冬野さんのご感想は?
冬野:演じている僕がいちばんビックリしましたね。ふだんの吠とはぜんぜんキャラクターが違いますし……。もう、いつもとは720度違っていて。
井内:ずいぶん回ったね。360度だと一周だから、二周して元に戻ってるよ!
冬野:そうでした(笑)。180度違うってことにしてください。
井内:うまいなあ。トークのテクニックが上がってるね(笑)。
冬野:ふだん、荒っぽい言葉遣いしかできない吠ですから、今回の光吠は「こんな風になってみたい」という吠の理想像なのかな、って思ったりしました。実際に演じるときは吠とは別人であるかのように、表情も喋り方も変えて、今まで吠として演じてきたものをぜんぶ無視していこうと思いました。
井内:僕は第1、2話で共演したときの、あの吠の印象しかありませんから、台本の描写を見て「吠がどんな風に変わるんだろう」とドキドキしていました。
冬野:衣装も黒から白をベースにしたものになりますからね。ぜんぜん雰囲気が違いますね。
井内:ゴジュウジャーの仲間たちは、光吠に接するときどんな感覚だったんだろう?
冬野:すごい違和感があったみたいで、光吠としてセリフを言うだけで笑いが起こりました。
井内:そうなるよね(笑)。
冬野:でも、演じている自分が照れてしまってはダメだと思って、もう全力で振り切って芝居していました。こういうのは中途半端に照れながらやっては、面白くならないんじゃないかって。
井内:『ブンブンジャー』でも、メンバーみんなのキャラが決まっている中で、ときどき真逆の芝居をやることがありました。シャーシロ(ブンブルー/射士郎)役の(葉山)侑樹くんなんて、ふだんのクールキャラをいじられて、ときどきギャップの大きなコミカル芝居をさせられていました。吠も不愛想、荒っぽいというキャラが強烈だからこそ、真逆になると面白さが高まるんだと思います。
2戦隊の豪華コラボ、お気に入りの組み合わせは?
――2つのスーパー戦隊シリーズがコラボレーションすることにより、いつもなら見られない異色のコンビが各所で実現しました。お2人がお気に入りの組み合わせは、どなたとどなたですか。
井内:僕は未来(ブンピンク/演:鈴木美羽)と陸王(ゴジュウレオン/演:鈴木秀脩)のやりとりが好きですね。未来って本来、仲間たちをふりまわすバイタリティとパワーを持っているんですけど、今回は陸王の行動に面くらい、戸惑ったりするのが面白かった。『ブンブンジャー』ではあまり見たことのない、今回ならではの表情が見られました。
冬野:熊手(ゴジュウポーラー/演:木村魁希)、シャーシロ、錠(ブンブラック/演:齋藤璃佑)、そしてマーベラス(ゴーカイレッド/演:小澤亮太)がカッコよくアクションしている場面がオススメです。特にマーベラスは『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)のレジェンドです。先輩ならではの「強者」感がものすごくあって、さすがだなあ……と圧倒された思いです。
――『ブンブンジャー』『ゴジュウジャー』の両方を手がけた中澤祥次郎監督が本作のメガホンをとりました。本作の中澤演出で印象に残ったのはどんなところですか。
井内:中澤監督は、とてもマジメで重いシーンを撮った後、どこかホンワカした画をつないで終わるという「緩急」のつけ方が抜群だと思っています。今回の作品では、終わりのほうにブンブンジャーのみんなが好き勝手に話したり動いたりする「アドリブ」を任せてくださり、ひさびさにこういうことやるなあと思って、楽しかったです。「何かワチャワチャしておいて」って監督に言われて、そういうのが得意な未来や錠は楽しそうにアドリブをこなすんですが、シャーシロと玄蕃(ブンオレンジ/相馬理)はアドリブが苦手で、未来たちに「こっちにも話しかけてくれ~」って頼んだりしていました(笑)。
冬野:『ゴジュウジャー』のテレビ本編ではアドリブがほとんどなかった印象ですが、TTFC(東映特撮ファンクラブ)のスピンオフ『ゴジュウジャー補ジュウ計画 ナンバーワン懺悔室』では、テレビの反動で僕をふくめてみんなの「素」を出している感じ。Vシネクストでは、大也たちの自由なやりとりを僕らゴジュウジャーが見つめている……みたいな構図でしたね。
スーパー戦隊のヒーローを演じて得たもの
――3月28日より、全国9ヶ所をめぐる「ゴジュウジャー ファイナルライブツアー2026」が開催されます。昨年、ファイナルライブツアーを経験された井内さんから、冬野さんへ何かアドバイスはありますか? また、冬野さんが特に楽しみにされているツアーの場所はありますか?
井内:ツアーそのものについてではありませんが……。
冬野:?
井内:ツアーの前後に写真集とかの撮影を入れないほうがいいですよ。せっかく地方へ来て、本番終了後に美味しいものが食べられると思っていたけど、この後の写真集撮影のために頑張らないと……と、くちびるを噛んで我慢していたことがありました。
冬野:ツアーでめぐる場所はどこも楽しみなんですが、地元(山口県)に近い「福岡会場」は特に思い入れがあります。というのも、僕は福岡でスカウトされて芸能界に入ったので、もう一度、自分の原点に戻るつもりで公演に向かいたいです。
――改めて、井内さんから見たゴジュウジャー、冬野さんから見たブンブンジャーの「良いところ」を聞かせてください。
井内:僕たちブンブンジャーはチームで動く、全体としての強さを意識しているんですが、ゴジュウジャーはひとりひとりバラバラで、個々の強さを感じさせました。それがゴジュウジャーの魅力だし、予測のつかない行動をする楽しさがありました。
冬野:ブンブンジャーはチームワークが圧倒的にいいのが魅力です。役を離れたキャストのみんなも仲が良いなというのが、現場で見ていてもわかるんです。
――スーパー戦隊のヒーローを演じた1年間で、お2人が身に着けた「技」にはどんなものがありますか。
井内:『ブンブンジャー』では敵の攻撃を受けて、地面に転がるというアクションを何度もやりましたから、他のドラマでも「転がり」を平気でこなせるようになりました。例えば、アスファルトの道路での転がりがあったとして、スタッフさんがカメラに映らないよう毛布とかひいてくれるんですが、僕は「大丈夫です。毛布いらないですよ」って、アスファルトの上をふつうに転がりますからね。『ブンブンジャー』のときは砂利の上を転がったりしましたから、アスファルトだったらまだ楽だなあ、なんて思いますし(笑)。
冬野:僕が身に着けたのは「声量」の大きさかもしれません。芝居で声を張る機会が多かったですし、何なら「アオーーーーン!!」と遠吠えもしていましたから(笑)。1年間、叫び続けたおかげでノドが強くなったというのは、これから別の仕事をするとき役立つかもしれないなって思っています。
――最後に、Vシネクスト『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』の見どころをお2人から聞かせてください。
井内:大也たちブンブンジャーは、ビッグバングランプリ(BBG)に出場して宇宙で活躍しています。宇宙に行くとなると、地球で過ごすよりもずっと成長するんじゃないかって思うんです。だから今回の作品では、自分なりに「大人に成長した大也」を想像しながら演じていました。けっこう思ったとおりの大也を演じられたと自負していますので、スーパー戦隊ファンのみなさんにぜひご覧いただきたいですね。
冬野:今回の吠はかつてないピンチに襲われるのですが、大也に導かれ、ゴジュウジャーの仲間たちに導かれ、ふたたび巨大な敵と戦う力を取り戻します。とてもドラマチックな展開ですので、上映の日を楽しみにしていてください!
――スーパー戦隊シリーズは50年の節目を迎えた『ゴジュウジャー』で一区切りとなりますが、遠くない未来、後輩ヒーローを助けに来る先輩として東映特撮の世界に戻ってくるとしたら、いつごろがいいと思いますか。
井内:10年後くらいに、また大也として戻ってくることができれば嬉しいですね。『ブンブンジャー』に事務所の先輩・山田裕貴(『海賊戦隊ゴーカイジャー』ゴーカイブルー/ジョー役)さんがゲスト出演されたことがあり、そのとき山田さんがジョーという役を愛し、大事にされている姿を見て、僕もあんなふうになりたいなと思いました。10年たって「井内悠陽がヒーローに帰ってきた!」とファンのみなさんが喜んでくださるよう、これからも頑張っていきたいと思っています!
冬野:何年後になるかはわかりませんが、いろんな経験を積んだ後にまた吠という人物を演じてみたいと思っています。もしそんなチャンスが到来するならば、『ゴジュウジャー』でお世話になったスタッフの方々も再結集して、同じチームで作品を作ってみたいですね。吠はまだまだ成長途中の人間だと思いますが、今後どうなっていくんだろうとか、いろいろ想像ができますね。年月を経て、大人に成長した吠の姿を、新しい世代のヒーローにお見せしたい。そうなったら最高ですね!
Vシネクスト『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』
スーパー戦隊シリーズ50周年×「VS」シリーズ30周年!
ゴジュウジャー&ブンブンジャーを救うため、あの歴戦の勇者たちも駆けつける!!
1975年、『秘密戦隊ゴレンジャー』からスタートしたスーパー戦隊シリーズは、2025年、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で50周年!
そして、2大スーパー戦隊の夢の共演を描いた「VS」シリーズも、2026年で30周年を迎えた。
いま、すべてのスーパー戦隊ファンに贈る、渾身の「VS」シリーズ最新作が誕生!
ゴジュウジャー&ブンブンジャーを助けるため、世界を崩壊の危機から救うために、歴戦の勇士、ボウケンレッド、ゴーカイレッド、ジュウオウイーグルも駆けつけてーー!?
豪華絢爛、奇跡の共闘を目撃せよ!!
3月20日(金)より新宿バルト9ほかで期間限定上映。
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