「アッコさんが40年やられていた枠を汚さないように……」

その一言に、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也の緊張と覚悟がにじんでいた。長寿番組『アッコにおまかせ!』の後を受け、TBSで4月にスタートする情報番組『上田晋也のサンデーQ』(毎週日曜11:35~12:54)のMCで日曜昼の新たな顔となる上田。このほど行われた会見で、和田アキ子に自ら電話をかけたときのやり取りと、歴史ある時間帯を背負う者の心境を明かした。

  • くりぃむしちゅー・上田晋也

    くりぃむしちゅー・上田晋也

「“我がこと”のきっかけになる番組に」

『上田晋也のサンデーQ』は、一見自分とは関係ないと思える国内外のニュースを「あなたもニュースの当事者です!」というメッセージとともに届けるウィークリーの生放送情報番組。出演者の疑問を専門家がその場で解消していくライブ感が特徴で、パネラー陣の等身大の“Q”に対して専門家が徹底解説する。出演者などの情報は今後発表される。

3月に終了する和田アキ子の長寿番組『アッコにおまかせ!』の後番組でのMC。プレッシャーを聞かれた上田は、和田に自ら電話したと明かし、「アッコさんが40年もやってこられた枠の後をやらせていただくというのは、すごく荷が重すぎるし、僕なんかじゃ役者不足なんだけど、アッコさんがやられていた枠を汚さないように頑張らせていただきます、みたいな(話をして)。でも、(和田からは)『うちも十分やらせてもらって、あとは若いもんがやった方がいいと思うし』と。『俺もさほど若くないんだけどな』と思いながら(笑)」と回顧。続けて「アッコさんが40年おやりになっていたので、僕もこの『サンデーQ』をこれから40年……96歳になるんですかね、そこまでやらせていただこうと……」としつつ、「無理っすよ、もちろん」と笑いを誘った。

同じ日曜放送の同局系『サンデーモーニング』と『サンデー・ジャポン』からの流れを意識するかと聞かれると、上田は「『サンデーモーニング』で真剣な討論とか政治の固いのとかをおやりになって、そのあと『サンジャポ』がちょっと炎上して(笑)」と切り出し、「週によっては、扱うテーマはちょっと似通ってきちゃう部分も、時事ネタを扱う以上は出てくるかと思うけど、そこで違う切り口や、『サンデーモーニング』や『サンデー・ジャポン』とはまた違う雰囲気みたいなのが出せればいいなと思っています」と意欲的にコメント。

また、『サンジャポ』でMCを務める爆笑問題・太田光とは新番組について話す機会があったといい、「『どんな感じの内容でやんの?』とか。『まだ決まってないんだよね』と話していてもやたら聞いてくるんで、相当意識してるんでしょうね、何を始まる前からライバル視してるんだ、という話ですよね(笑)」と冗談めかして語り、場を笑わせた。

新番組の内容については「いろんな問題が国内、海外で起こりますけど、たとえば地球の裏側で起こった事件、事故も実は自分とつながりが深かったり、関係があったりする問題なんですよ。だから遠い出来事じゃなく、我がこととして考えましょうね、という問題提起というか、糸口、きっかけになる番組にしようと思います」と説明。「対象年齢は生後6カ月以上の方を設定していますので」とおどけつつ、「老若男女の方に見ていただいて。(テーマが)自分にも関係あるから、考えるきっかけになったり、欲を言えば、それが動くきっかけに……『自分もこういうことで貢献できるんじゃないか、こういうことをすると世の中がほんの少しでもいい方向に進むんじゃないか』となってくれればうれしいです」と願望も語った。