「僕、言っちゃうんですよね(笑)」

無意識に口をついて出る一言が、人によっては“失礼”とされてしまう。そんな言葉のズレに対する戸惑いを、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹はごまかさずに言葉にした。2月18日更新のYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』では、相づちをめぐる違和感や息苦しさについて、「言葉は難しい」と率直な思いを吐露した。

  • 又吉直樹

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“なるほど”は「僕、言っちゃうんですよね(笑)」

目上の人に使うと失礼だとされる「なるほど」について、「江戸時代の文献とか、“教えてくれてありがとうございます”みたいなニュアンスやったから、まったく失礼じゃなかった」「例えるなら、“神よ!”って感じなんでしょうね。あれも敬語っちゃ敬語だけど、神様にタメ口じゃない? みたいな」と自身の見解を語った又吉。今の時代は、「なるほど。勉強になります」であれば失礼にあたらないと話しつつ、「だけど、ビジネスでは、“なるほど”って言った時点でダメっていう人も……。でも、僕、言っちゃうんですよね(笑)」と苦笑しながら明かした。

「なるほど」の代わりに推奨されている言葉に、「おっしゃる通りです」があるが、「しゃべりにくくなるでしょ。“なるほど”ぐらいのほうが、気楽ですけどね」と悩ましげ。続けて、「ですです」についても、「ダメなんですよね? 相づちで、“ですです”。知ってたみたいに言うてくんなよ(笑)」と語り、「言葉のその辺は難しい。それを乗り越えていかないと」と吐露。「はっとされてる可能性があるってことでしょ? そういうことに敏感な人からしたら。気になる人は気になるわけですもんね」とつぶやいていた。

視聴者からは、「今ってそんなに厳しいん?」「相手によって使い分けるのがええんかな」「腑に落ちたときは『なるほど』を使っています」「『なるほど』でキレてる奴は器が狭いよなぁ…」「ですですは、あかんわな」などの反響が寄せられている。

【編集部MEMO】
又吉直樹は、2020年6月にYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を開設。後輩たちを巻き込んだ企画や妄想解釈、作品レビューなどが好評で、チャンネル登録者数は57万人、累計再生数は1億回を超えている。