制御不能となった福島第一原発。迫りくる放射能の恐怖。自らの命も危険にさらされる中、懸命に闘い、葛藤し、あがき続けた男たちがいた――フジテレビ系ドキュメンタリードラマ『3.11~東日本大震災15年 福島第一原発事故 命の戦い~』が、3月13日(21:00~)に放送。白洲迅、戸塚純貴、三浦貴大がトリプル主演を務める。
本作は、福島第一原発事故を題材に、制御不能となった原発と向き合いながら、患者を守ろうとした医師、自衛隊のパイロット、現場で指揮を執った隊長らの“知られざる決断”を描くドキュメンタリードラマ。独自取材に基づき、命をかけて闘った人々の葛藤と真実を紡ぐ。
白洲が演じるのは、原発から20数キロ離れた病院で働く脳神経外科医・渋谷鷹矢。原発爆発の報道とともに避難区域が拡大する中、孤立した病院で200人もの患者を守るという極限の決断を迫られる。
出演にあたり白洲は、役と向き合う葛藤を明かす。
「このドラマのお話をいただいたとき、“自分でいいのだろうか”と正直迷いがありました。しかし、脚本を読ませていただき、演じさせていただく“渋谷”もまた、たくさんの決断を迫られ、迷い続ける人でした。“渋谷”という医師の役を通して救助のために尽力された全ての方へ敬意をこめて、起こった出来事を丁寧にお伝えできたらと思っています」
戸塚が演じるのは、原発上空で決死の放水に挑んだ自衛隊ヘリの副操縦士。高い放射線量の中で飛行するという、命を賭けた任務に挑んだ人物だ。
戸塚にとって、この作品は特別な意味を持っていた。
「あの日の事は今でも鮮明に覚えています。僕が役者を志すきっかけになった出来事でもあり、今作への出演は特別な思いがあります。自分にしかできないこと、自分だからできることがあるならば、と思い続けてあれから15年。たくさんの方々の元へ届きますように」
三浦が演じるのは、地上から原発への放水作業を指揮した自衛隊の隊長。被ばくの危険と隣り合わせの現場で、部下を守りながら任務を遂行する決断を下す。
三浦は、震災を振り返りながら本作への思いを語る。
「震災当時の情景や気持ちを改めて思い出しました。あれから15年。震災が身近にある日本に暮らすものとして自分自身改めて考え直すことも多くありました。また当時、被災地で救助活動や原発での活動にあたっていた方々に感謝と敬意を込めて、全力で演じなければならない。そう感じました。日本に住んでいる以上避けられない震災に向け、視聴者の皆様にも気持ちを新たにするきっかけになればと思います」
本作は、地下鉄サリン事件を描き高い評価を受けたドキュメンタリードラマシリーズの第2弾。原発事故から15年が経過した今、薄れゆく記憶の中にある“命の現場”を再び映し出す。
【編集部MEMO】
このドキュメンタリードラマシリーズの第1弾は、津田健次郎が主演した『1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~』(25年3月21日放送)。「地下鉄サリン事件」に向き合った医師たちの“決死の献身”“命のリレー”を、独自取材に基づき描いたドキュメンタリードラマ。フジテレビを巡る一連の問題が取り沙汰される中での放送に、SNSでは「これだけ素晴らしい番組作れるんだから、また奮起して欲しい」「こんないいドキュメンタリー作れる現場がある」と激励の声が相次いだ。
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