今では「みんな優しい」と言われるお笑い界。しかし、ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之が若手だった頃は、文字通り“真剣を振り回す”ような緊張感があった――。

爆笑問題・太田光との対談を通じて、岡村は刺されながらも前に進み続けた当時の空気と、そこを生き抜いた者同士だからこそ分かり合えた思いに改めて気づいたという。12日深夜、ニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)で思いを語った。

  • 岡村隆史

    岡村隆史

石橋貴明からLINE「聴いたよ」「面白かった」

radiko15周年を記念したポッドキャスト番組『太田光と15人のしゃべり手』で、初回ゲストを務めた岡村。番組では、パーソナリティの太田と昔話で盛り上がったが、「僕は、『とんねるずのオールナイトニッポン』をずっと聴いてたっていう話もさせていただいて」と振り返り、「貴明さんから、今日LINEが来まして。“聴いたよ。面白かった”って」と、とんねるず・石橋貴明からも反響があったと明かした。

「昔話に花が咲いたというか。我々、結構頑張ってきましたよねって」と続けた岡村は、「当時は、もう“真剣”を振り回してるお笑いの方々がいっぱいいるなかで、我々はその“真剣”を避けながら、刺されながら、ここまで来ましたよねっていう話をした」と回想。つらかった若手時代を思い出し、「ちょっとやっぱり、しんどかった」と本音をもらすと、矢部浩之も、「何回か切られたよね(笑)。傷が結構……。若いときはね」と苦笑いで語った。

岡村は、「我々は必死にやってきた。爆笑さんも必死にやってきた。ホンマにエグい時代をすり抜けながら、刺されながら、今ここにいます」としみじみ。若手時代に対立していた太田も、ナインティナインのことを、「理解してくれてた」といい、「俺らがしんどかったのも、太田さんはもちろんわかってたし。太田さんが大変やったっていうのも、俺らは知ってるし」と回顧。「太田さんは俺らに対して嚙みついてたけど。“ホンマはうらやましいと思ってたよ”って言ってくれはった」と感慨深げだった。

また、お笑い界について、「みんな丸くなった」「みんな今はやさしい」と変化を語った岡村。すると、矢部は、「今は下から噛みつかれるから(笑)。下が真剣を振り回してくるから。急に」と意味深に語り、「上からは多少、免疫はついててんけど。下も来るか……っていうね」と吐露。岡村は、「上がもう丸くなってるから。“全然いいよ”っていうことやから、下が切ってきよる」と返しつつ、「やっぱり上はどっしりしてんのよ。下が切ってきても、なかなかビクともせえへん」と話していた。

なお同番組は、Spotifyのほか、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。

【編集部MEMO】
ナインティナインがパーソナリティを務め、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで生放送中のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』。スペシャルウィークではゲストを招いてトークを繰り広げるほか、様々な企画も用意している。