もうすぐクリスマス。家でパーティーを楽しむ家族も多いのではないでしょうか。楽しいイベントですが、キャンドルやクリスマス飾りによるトラブルが起きることも。

消費者庁が公開しているクリスマスシーズンに起こりそうな事故の例や、注意すべきポイントをご紹介します。

事故の事例

過去にクリスマスシーズンで起きた事故の事例について、クリスマス飾りやプレゼントのおもちゃなどの誤飲や、キャンドル(ろうそく)によるやけどなどの事故の情報が寄せられています。また、アロマキャンドルにより家具が燃えたという報告も。

  • 1cm大のクリスマス飾りを持って遊んでいたところ、飲み込んでしまった(0歳4か月)。(※2)
  • ビーズでクリスマスリースを作成中、自分でビーズ1個を右耳にいれた(7歳)。(※2)
  • 自宅で一人で遊んでいる時にプラスチック製のおもちゃを飲み込んでしまった(4歳)。(※2)
  • アロマキャンドルのガラスが割れて、テーブルや敷いていたラグが燃えた(年齢不詳)。(※1)
  • キャンドルに火を灯していて、溶けたろうを拭きとろうとしたティッシュペーパーに炎が燃え移り、指をやけどした(10歳)。(※2)

注意するポイント

注意するポイントは、「誤飲の事故防止」「キャンドルの事故防止」と大きく2つに分けて紹介されています。

クリスマス飾りやおもちゃの事故防止の注意ポイント

手の届くところに置かないといった対策だけでなく、こどもにプレゼントを渡す際は贈る側・受け取る側の双方の大人同士で安全に配慮されたおもちゃか、または注意事項や破損のないことを確認するということもよびかけています 。

  • 乳幼児の手の届くところに、小さな物を置かない
  • 小さな物、小さな部品が外れる可能性があるものは、飾り物に使用しない
  • 耳、鼻や口に入れてはいけないことや、もし、入ってしまったときには、すぐに保護者へ知らせることを教える
  • おもちゃは対象年齢を守り、乳幼児の時期は小さな部品のあるおもちゃは使用しない。上のこどもと一緒に遊ぶ際にも注意する
  • こどもへのプレゼントは、贈る側・受け取る側の双方の大人が、こどもの年齢・発達に合った安全に配慮されたものであることを確認(玩具の場合は(一社)日本玩具協会のSTマークも参考にする)
  • こどもに渡す前に、製品の取扱いの注意事項を確認し、破損などの不具合がないか確認する

キャンドル(ろうそく)の事故防止の注意ポイント

こどもに限らず、大人も十分注意したいキャンドルの取り扱い。雰囲気が出るアイテムですが、安全なLEDキャンドルの使用も検討したいものです。

  • 火を灯している時は、その場を離れないようにする
  • こどもだけでは使用しない
  • 燃えやすいものの近く、不安定な場所では使用しない
  • キャンドル立ては、金属、ガラスや陶器など燃えないもので、かつ、倒れにくいものを使用する。また、溶けたろうがあふれないものにする
  • 就寝時には必ず消したことを確かめる
  • 説明書や注意事項を確認し、正しく使用する
  • ドライフラワーなどを含んだキャンドル(ボタニカルキャンドルなど)や手作りキャンドルは、火がドライフラワーなどに燃え移る、外形が崩れろうが流れ出すなどのおそれがあることに注意する
  • 火を使わないキャンドル(LEDキャンドルなど)の使用も検討する

※1:事故情報データバンク:消費者庁が(独)国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム(平成22年4月運用開始)。
※2:医療機関ネットワーク事業:消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、平成22年12月より、医療機関(令和7年12月時点で32機関が参画)から事故情報の提供を受けています。