2027年度前期のNHK連続テレビ小説の制作・主演発表会見が21日、東京・渋谷の同局で行われ、作品タイトルは『巡る(まわる)スワン』で、バカリズムが脚本、森田望智が主演を務めることが発表された。

  • 2027年度前期連続テレビ小説 制作・主演発表会見に出席した森田望智

    2027年度前期連続テレビ小説 制作・主演発表会見に出席した森田望智

27年度前期の朝ドラはバカリズム脚本×森田望智主演『巡るスワン』

朝ドラ第116作となる『巡る(まわる)スワン』の主人公は、刑事に憧れ警察官になった女性警察官。しかし、配属されたのは“生活安全課”。「事件が起こらないこと」が使命とされる部署で、防犯のため自作の演劇を披露したり、市民からの相談に乗ったり、地味な仕事に不満を感じる日々。どこにでもある日常を過ごす主人公が“何も起こらない日常を守る”という道を見つけるまでのヒューマンコメディとなる。

会見にはバカリズム、森田、制作統括の桑野智宏氏が出席。森田は「本当にびっくりびっくりびっくりびっくりな気持ちで、最初本当に驚いて、なぜ私なのかわからなくて」とオファーを受けたときの心境を告白。「特別キラキラしているわけでもなく、かわいいというわけでもなく、才能に秀でているものもなく、と思っている中、どんなお話なんだろうと聞いた時に、当たり前の日常を毎日それとなく頑張っていて、それとなくお友達とご飯をして楽しんだり、すごく共感性のある主人公だなと。これだったら私にものすごく近いかもしれないなと思いましたし、キラキラしてなくてもできるんじゃないかなと思ってちょっと納得しました」と話した。

森田は、2019年にNetflix『全裸監督』で一躍脚光を浴び、連続テレビ小説『おかえりモネ』、ドラマ『妻、小学生になる。』『バイバイ、マイフレンド』、映画『さがす』など数々のドラマや映画に出演。近年、連続テレビ小説『虎に翼』では主人公の女学校の同級生で後に義姉となる米谷花江、Netflix『シティーハンター』ではヒロイン・槇村香、夜ドラ『いつか、無重力の宙で』では主人公の親友・日比野ひかりを演じ、作品によって異なるイメージを作り上げてきた。

森田の起用について、桑野氏は「年代的に20代後半から30代を描いていくということになったときに、オーディションで選ぶということが想像ができなかった。それより、役柄やテーマが見えてきたときに、森田さんとご一緒したいなということが浮かんでしまったという感じです」と述べ、「ものすごく才能がある方で、それぞれのドラマの役柄がどれ一つ同じようなものがないというか、演じ分けが見事で、その力の凄さが大きくあって、あとは、日常的な空気感を出せる方。その2つが大きなポイントです」と説明した。