――放送時には「#ホネボーンエミリ」をX(Twitter)でトレンド入りさせようと呼びかけていましたね。

EMILY:自分たちにとってはビジネスチャンスなので、ただ放送されるだけじゃもったいないと思って、ファンクラブの皆さんに「頼む、騒いでくれ!」とお願いしました。そこからハッシュタグが結構独り歩きしてくれてたんですよ。

――自発的に盛り上がってくれたんですね。

EMILY:ただ、同じ放送回に中山エミリさんがいらっしゃったんで、最初に出演欄を見たときは「なんでエミリが2人いるんだよ! 検索ごちゃつくじゃん!」って絶望したんです。でも、やっぱり番組を作ってらっしゃる方は何枚も上手でしたね。「エミリ軍団」って打ち出してくれたのでより印象に残って、本当にありがたかったです。

――OAは一緒にご覧になっていたのですか?

EMILY:相方とスタッフさんと3人で手をつなぎながら見てました。予想としては、たむたむさん夫妻がメインで、自分たちは15分くらい映ったらいいなと思ってたんですけど、相方は「たむたむさんが8曲くらいで、うちがいい時間に来るかも」と読んでいて、本当にそうなったので、「これは話題になるのか!?」って盛り上がってました。

――そのOAで初めて、千鳥さんとかまいたちさんの反応を見るわけですよね。

EMILY:怖かったですけど、めちゃくちゃうれしかったですね。もう信じられるのは芸人さんだけだなって思いました。

KAWAGUCHI:本当に「自分たちのことをすごく分かってくれてる!」と思いました。初見なのに「かっこいい声や」「この2人の曲が聴きたい」と言ってくれて、僕らは千鳥軍だったんですけど、いつのまにかかまいたちさんも応援してくれて。

EMILY:名前も何回も呼んでくれて、うちらが一番分かってもらいたいところを全部言語化してる大正解のコメントで、結構泣きそうになりましたね。

KAWAGUCHI:あれで視聴者の方も「どんな曲をやってるんだろう?」って調べてくださったと思います。ちゃんとミュージシャンとして扱っていただけているのをすごく感じました。

  • 『千鳥の鬼レンチャン』11月9日は、元サッカー日本代表と芸人が激突する「サッカーW杯戦士軍VS芸人軍」と、元WBC日本代表選手がメジャーリーガーの魔球に挑む「元WBC日本代表出塁サバイバル」の新企画2本立てで放送<br>(C)フジテレビ

    『千鳥の鬼レンチャン』11月9日は、元サッカー日本代表と芸人が激突する「サッカーW杯戦士軍VS芸人軍」と、元WBC日本代表選手がメジャーリーガーの魔球に挑む「元WBC日本代表出塁サバイバル」の新企画2本立てで放送
    (C)フジテレビ

大っ嫌いな路上ライブ回避に歓喜

――OA後の反響はいかがでしたか?

KAWAGUCHI:これまで何回かテレビに出させてもらいましたが、SNSのフォロワーはトップレベルで増えました。YouTubeは1万人、SNSも5,000人以上で、ほかも合わせて全部で3万人くらい増えましたね。

EMILY:11月2日にワンマンライブがあったんですが、あっという間に即完しちゃって。

KAWAGUCHI:正直、テレビで見て初めて知った人がいいなと思ってSNSをフォローするっていうのはあると思うんですけど、チケットを買うまではなかなかいかないだろうと思ってたんで、びっくりしました。

EMILY:反響を見て、チケット手売りしようと思って、放送の次の日に路上ライブをやろうと考えてたんですよ。でも、すぐ売り切れちゃったんで、それがうれしかったですね。正直、路上ライブやりたいわけじゃないんで。

――普段から路上ライブをやってるわけじゃないんですね。

KAWAGUCHI:やってないですね。チケットを売るために、無理してやるんですよ。

EMILY:路上は大っ嫌いです。迷惑行為なんで、いい年して警察と鬼ごっこもしたくないし、誰も止まって聴いてくれないんだから。

KAWAGUCHI:だから放送後に一番喜んだのは、それですね。「やったー! 路上ライブやらなくていいー! 最高!」って(笑)

――収録中にEMILYさんが「今夜で変わるんじゃないかって心底思ってる」とおっしゃっていましたが、実感としてはいかがですか?

KAWAGUCHI:一晩で劇的に変わった、というのは正直ないです。

EMILY:一夜で変わるというのは、本当にむずい。

KAWAGUCHI:これまでやってきて、何度も「これで行けるぞ!」と思ってダメだったというのを繰り返してるんで。

――いわゆる“鬼レンチャン・ドリーム”は、挑戦し続けることで物語になっていきますからね。