俳優の窪塚洋介が10月29日、YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』にゲスト出演。2000年放送の大ヒットドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)の裏話を明かした。

  • 窪塚洋介

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「脚本読んで、これヤバいなって思った」

デビューについて、「16歳ですね。うちの母親の知り合いが、一番最初の事務所の社長と友達っていう。非常に当たり障りのないスタート」と語り、「なんとなく漠然と憧れてた」と話した窪塚。その後、20歳のころに出演した『池袋ウエストゲートパーク』で、ギャング集団の“キング”こと安藤崇を演じ、一気にブレイク。ジュニアに、「あんなこと絶対、台本に書いてないじゃないですか」と聞かれると、「脚本読んで、これヤバいなって思ったんですよ。別に不良で生きてきてないし」と当時の心境を振り返った。

窪塚によると“キング”は、「ガチガチの超ギンギンの不良みたいな役。毛皮のコートを裸で着て寡黙みたいな」人物像だったという。しかし、「そんなの成立するわけねぇ」と感じ、「当時、『ウダウダやってるヒマはねェ!』って漫画があって。そこにアマギンっていう結構ぶっ飛んだ役が出てくるんですよ。そのアマギンと(『キテレツ大百科』の)コロ助を足してみようと思って」と告白。アマギンをベースにしつつ、「(コロ助が)スパイスになると思った」と2つのキャラクターを合体させた理由を明かした。

まさかのキャラクターの登場に、「すごいビジョン」とジュニアもビックリ。堤幸彦監督からは、「原作があるからダメ」と却下されたというが、窪塚は、「“このままいったら、あなたも作品も火傷する。俺に毛皮のコート着せたら、全員焼死しますよ”ぐらいの感じで力説して。直感がすごかったんで」と回顧。2時間におよぶ説得の末、堤監督が、「もういいよ。君の好きにやりなよ。その代わり知らないよ」としぶしぶOKしてくれたそうで、「俺はガッツポーズで。絶対成立させたろ!って、あれになった」と打ち明けた。

また、窪塚は、「うれしかったのは、6、7、8話ぐらいから、脚本のクドカンが、そういう風に書いてきてくれて。変わっていくんですよ。“○○なり~”みたいなセリフを書いてきてくれるようになって」と述懐。「あんなに方向転換したのは、最初で最後。基本的には、台本通りにやろうと思ってる」と前置きしながら、「いまだに堤監督から、“唯一、僕がコントロールしてないのに、僕の想像を超えていったキャラクターはあれだけだから”って言われる。それもあって、今もいい縁なんですけど……」としみじみ話していた。

コメント欄には、「コロ助足そうと思ったの天才過ぎるだろ」「語尾の『~なり』はコロ助だったのか」「キング誕生秘話がここで聞けるなんて」「キングは窪塚さんしかできない」「カリスマになっただけはある」「キングとマコトは永遠の神キャラクター」「IWGPの話すごすぎる」など驚きと感動の声が上がっている。

【編集部MEMO】
お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが出演するYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』。同チャンネルでは、ジュニアとゲストとのトーク動画のほか、ジュニアの旅行の様子などプライベートを覗き見できるコンテンツも人気を集めている。