東京都内外の中小企業組合が一堂に会する展示イベント「組合まつり in TOKYO~技と食の祭典!~」が10月29日、30日の2日間、東京国際フォーラムにて開催された。今年は9つのカテゴリー「モビリティ」「ものづくり」「くらし」「アミューズメント」「伝統工芸」「食品」「伊豆・小笠原諸島」「経済」「全国物産」で展示が構成され、リアル展示会とオンライン展示会(11月7日まで)のハイブリッド形式での開催となった。
介護・福祉施設で“楽しく続けられる運動”を実現
アミューズメントエリアでは、日本遊技機工業組合、回胴式遊技機商業協同組合、全日本遊技事業協同組合連合会、東京商業流通協同組合など在京の7つのパチンコ・スロット関連団体が共同で「KIBUN PACHI-PACHI委員会」として、模擬パチンコ・スロット店を出展。遊戯を一回すると抽選ができる権利を獲得できることもあって、会場に訪れた多くの人々がパチンコ・スロットを楽しんだ。
展示されていた機種は「e 仮面ライダー電王 デカヘソ239」「e ガールズ&パンツァー 最終章」「P キングモンスターRUSH 67Ver.」「P クイーンズブレイド 奈落5400」「e とある科学の超電磁砲 PHASE NEXT」「e 花の慶次~黄金の一撃」などの20台以上。
抽選会でもらえる賞品はAからD賞まで。最も高ランクのA賞では、メーカーオリジナルTシャツ、B賞ではメーカーオリジナルタオル・エコバックが当たるラインナップとなっていた。
また、足漕ぎペダルで玉を飛ばしてプレイするパチンコ風レクリエーション機器「エアロビック・トレパチ」(豊丸産業株式会社)も展示されており、同機種もペダルを足で漕ぎながら実際に試遊可能。
同機器は「楽しいが、運動習慣になる。そして、“また行きたくなる施設”へ。」というキャッチコピー通り、介護・福祉施設で“楽しく続けられる運動”を実現する、パチンコ風のレクリエーション機器として開発された。
「エアロビック・トレパチ」は、これまでに300を超える介護・福祉施設に導入されており、楽しく夢中になれる仕組みによって利用者の運動習慣づくりに確たる成果を上げている。5分ほどで大当たりが出るシステムで、高齢者が30分ほど利用している事例もあるという。
「パチンコが運動になる」という新たな価値観を創出する同機器。福祉の未来を支える「エアロビック・トレパチ」に、今後も注目が集まりそうだ。



