フジテレビは31日、同局系バラエティ番組『酒のツマミになる話』(毎週金曜21:58~)を、年内で終了すると発表した。
10月24日に放送予定だった同番組が、放送直前で急きょ差し替えられたことについて、「再生・改革の取り組みを進めている弊社の状況を鑑み、内容を差し替えて放送いたしました」と説明。ただその過程で、「社内における連携に不十分な点があったことから、放送直前での変更となりました」とした。
放送後、メイン出演者の千鳥の2人から降板の申し出があり、社内で協議した結果、年内をもって番組を終了することを決めた。
番組ホームページでは「番組を楽しんでくださっている視聴者の皆様や、番組にご協力いただいている皆様に、心よりお詫び申し上げます。千鳥のお二人に感謝を申し上げると共に、視聴者の皆様には最終回まで放送をご覧いただければ幸いです」とコメントを掲載している。
同番組は、前身の『ダウンタウンなう』で、街の居酒屋でダウンタウン、坂上忍とゲストがお酒を飲みながらトークを繰り広げる「本音でハシゴ酒」がコロナ禍でロケできなくなったことを受け、スタジオでお酒を飲みながらトークする「酒のツマミになる話」の企画がスタートしたのが発端。
その後、21年4月に『人志松本の酒のツマミになる話』として独立し、松本人志の芸能活動休止に伴い、千鳥の大悟がメイン格となって24年2月から『酒のツマミになる話』に改題していた。TVerのランキングでは毎回上位に並ぶ人気番組だった。
千鳥は同局で、『千鳥の鬼レンチャン』(毎週日曜19:00~)にレギュラー出演しているが、こちらは継続して千鳥も引き続き出演の予定。
