霧島酒造は、現在建設中のスターバックス コーヒー ジャパンとのコラボレーションプロジェクトから誕生した施設の名称を「KIRISHIMA GREENSHIP icoia (キリシマ グリーンシップ イコイア)」に決定し、1月27日にオープンする。

また同施設内に開業する直営店舗は「KIRISHIMA LIFE STORE ipomea (キリシマ ライフ ストア イポメア)」とし、「霧島酒造が提案する暮らしをアップデートしてくれるアイテムが集まる場所」として、食品や酒器、雑貨などを中心に販売する。

1916年の創業以来、100年以上にわたり宮崎県都城市での焼酎づくりにこだわる霧島酒造は、都城の風土をこれからも大切に守り続けていくとともに、「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」を通じて、ふと「いこいに、いこう。」と立ち寄りたくなる、“自分らしく過ごせる都城の憩いの場”を届けたいと考えている。そして、未来に向けて少しでも明るく前向きな気持ちになれるような会話や笑顔があふれる空間をつくりたいと思っている。

今回、よりワクワク感を感じてもらえる場所にしていきたいとの想いから、施設を構成する各エリアは、それぞれ、植物園「めぐりの森」・屋上庭園「見晴らしの丘」・芝生エリア「いこいの庭」と名付けた。

「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」という名称は、建物がもつ立体的で奥行きのある形状から、「環境にやさしいサツマイモ発電のエネルギーを受けて、未来に向かって前進する船(SHIP)」をイメージして名付けた。また語尾に「ia」を付けることで、アジア(Asia)やユーラシア(Eurasia)のように場所の意味を持たせ、人々が集まる中心的な存在になってほしいという願いを込めている。ロゴマークには都城盆地の夕日・温かな大地・木々の若葉・霧島裂罅水(キリシマレッカスイ)の4つをイメージして構成されたアースカラーを用いている。左から、「施設に集まりくつろぐ人」「さつまいも」「未来へ進む船の帆」をイメージしたパーツを組み合わせ、全体で見ると、霧島酒造のシンボルである霧島山に見えるようデザインした。

「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」に入る霧島酒造の直営店舗「KIRISHIMA LIFE STORE ipomea」では、訪れたお客様の暮らしがもっと美味しく、もっと自由に、もっと幸せになれるヒントを提供できるよう、霧島焼酎やKIRISHIMA BEERをはじめ、お酒のシーンが楽しみになるような食品や酒器、雑貨などを販売する。内装は自然木やシラス壁(火山灰)を使った温かみあふれるデザインとなっており、テーブルの一部には、さつまいもが日本に最初に伝わった場所とされる沖縄県の琉球石灰岩を使用している。

「KIRISHIMA LIFE STORE ipomea」は、日々の暮らしの幸せが見つかるアイテムをお届けしたいという想いから「LIFE STORE」と名付けた。また霧島焼酎に欠かせないさつまいもの学名である「Ipomoea batatas (イポメア バタータス)」から、店舗を「ipomea」と名付けた。ロゴマークには心が安らぐフレッシュな浅葱色(あさぎいろ)を用いて、さつまいもの形をベースに、霧島山と清らかな水、爽やかな風の流れ、都城の大地を表現。この店舗を通じて、焼酎の明るい未来を切り拓いていきたいという想いが込められている。