――10月14日~20日にスイーツPOP UP SHOP「田辺のお茶会」を開催されますが、イベントが決まったときはどんなお気持ちでしたか?

まさかこんなことができるんだって驚きましたし、うれしかったです。

――どういった経緯で開催することになったのでしょうか。

もともとぼんやり自分の中でもやってみたいという思いがあったんですけど、自分から積極的に「やりたいです」と一歩踏み出す勇気もなく、そんな中でたまたま吉本からお話をいただいて、立ち上がることができました。なんとなくふんわり考えていたから「やりたい」と言えたなと。全く考えてなかったら断ってしまっていたかもしれません。

――かなり覚悟が必要だったのですね。

自分だけというのが怖くて。自分の責任が嫌で、本当は責任を負いたくないんです(笑)。「お客さんは来てくれるのかしら」という不安もありつつ、お話が進むにつれて、「これ、すごくいいんじゃないかしら」と思い、逆に完売しちゃったらどうしようという不安もあります。

――イベントに関して手応えを感じている部分を教えてください。

マリー・アントワネットに扮したビジュアルの撮影のときから手応えを感じていて、これに私の理想が詰まっています。私はマリー・アントワネットが大好きで、「マリー・アントワネットみたいな感じで」と伝えたら、装飾もお洋服も皆さんが協力してくださって。このビジュアルのアクリルスタンドも発売される予定なんですけど、自信しかないなと。このビジュアルをメンバーや先輩のゆにばーす・はらさんに見せたら「かわいい」とすごく褒めてくれて、ぼる塾のファンの方々もいいと思ってくれるだろうなと感じています。

――ちなみにマリー・アントワネットに惹かれているポイントは?

マリー・アントワネットの映画の世界観がかわいくて、『ベルサイユのバラ』もずっと好きで、最初は国民からすごく愛されていて、だんだん悲劇の方にいってしまいますが、あの優雅な感じとか、秘密の花園みたいなところも好きで、私は前世がマリー・アントワネットなんじゃないかと思うぐらいあの世界観に惹かれていて、自分も優雅さなどを持っていたいなという思いがあります。

――田辺さんが愛する福岡の絶品スイーツのセットも販売されるそうですね。

福岡でぼる塾の番組をやらせていただいていて、福岡のおいしいものをとにかく知っているんです。福岡で有名なお土産としてみんなが思いつくのもいっぱいあると思いますが、福岡内では人気だけど東京にはまだ届いてないものがあるので、それを広めたいと思って今回お菓子を発売させていただくことになりました。

  • ぼる塾の田辺智加

スイーツ=友達「スイーツを通じていろんな人と仲良くなれた」

――スイーツ女王としての今後の抱負もお聞かせください。

今まではいろんなところで買って食べたりしていましたが、いずれは自分の作ったものを出したいという思いがあります。

――ご自身のスイーツ店を?

はい。オンラインとかで発売できたらと。これは同期のレインボーの池田(直人)くんがきっかけで、池田くんはメイク・コスメが好きで自分でプロデュースしているんですけど、「自分のブランドを持った方がいいよ」と1カ月前くらいに言ってくれて、そこから考え始めました。

――どんなブランドにしたいと考えていますか?

私は焼き菓子が好きなので、クッキーとかを作りたいなと考えています。でも、いっぱい食べ過ぎているので、いろんなおいしい味を思い出してしまって、それを自分が超えないといけないというのはめちゃくちゃ難しいんじゃないかと思っています。おいしいものを知りすぎているので。

――田辺さんオリジナルの味で、これまで食べてきたプロの味を超えないといけないと。

そうなんです。これは難しいなと。私は何年もバレンタインで120人分のクッキーを作っていたことがあって、これという味はあるんですけど、めちゃくちゃシンプルなお菓子なので、それでいけるのかどうか。バターと粉と砂糖、全部こだわったバター味のクッキーで、もしかしたらこれなのかなとか考えています。

――改めて田辺さんにとってスイーツはどういうものなのかお聞かせください。

スイーツがなかったら私どうなっていたんだろうと。ずっと好きでしたが、ただの趣味だと思っていたので、まさか仕事になるとは。ありきたりな言葉じゃ済まされないぐらい大事なものです。人との関わりを全部スイーツが担ってくれていて。ずっと「スイーツ=人生」と言ってきて、確かに人生ではあるんですけど、人生という言葉だけでは片づけられないなと思っています。

――スイーツによって活動の幅も広がり、本当に大きな変化をもたらしてくれたものに。

そうなんです。田辺=これというものができたなと。「まぁね~」とかも自分のギャグとして誇りではありますが、さらに自分らしくいられるものというか、スイーツによって自信が持てたというのはあります。今、話していて思いましたが、「スイーツ=人との関わり」かもしれません。スイーツを通じていろんな人と仲良くなれたので、私にとって「スイーツ=友達」かなと思います。

■田辺智加
1983年10月18日生まれ、千葉県出身。2012年にNSC同期の酒寄希望とお笑いコンビ・猫塾を結成。2019年にあんりときりやはるかのコンビ・しんぼると合流し、お笑いカルテット・ぼる塾を結成。スイーツに対する情熱とこだわりは芸能界随一で、“芸能界のスイーツ女王”と呼ばれている。