女優の天海祐希が主演を務める、テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第5シーズン(毎週木曜21:00~21:54)第1話出演ゲストが、7日に発表された。
同作は、叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称:キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズ。2014年1月期の第1シーズンから、これまで連続ドラマ4作品に加え、ドラマスペシャル2作品を放送。10月期の第5シーズンの放送そして、『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』の公開日が12月26日に決定し、12年の時を経てついに完結を迎える。
山本耕史と若村麻由美の出演がすでに発表されている第1話だが、新たに角田晃広(東京03)、竜雷太、峯村リエが出演することが決定した。
初回拡大スペシャルとなる第1話では、政府肝いりの再開発計画が発端となり、国家プロジェクト幹部の命が次々と奪われる連続殺人事件が発生。さらに、人気キャスター・倉持真人(山本)が犯人を番組内で挑発したことで、倉持自身と実父までもが被害者になってしまう。3人の被害者は全て同様の手口で殺されており、連続殺人事件の捜査が進むどころか、被害は拡大の一途を辿る最悪の事態に。予期せぬ波紋も広がり、捜査は混迷を極めていく。
今回、角田が演じるのは、連続殺人事件の発端となる再開発計画の工事を請け負う企業で、広報を担当する社員・辻本裕太。“正義”を信じながら、再開発反対派の怒号にも屈せず淡々と職務をこなす辻本だが、真壁はそんな辻本がふと発した言葉に引っかかる。そして、辻本は真壁が最新シーズンで初めて取調室で聴取する被疑者となる。
また、連続殺人事件の被害者でもあり、人気キャスター・倉持の実父で元ジャーナリストの磯貝信吾を竜、倉持家への忠誠を誓い、日々献身的に尽くしてきた家政婦・時田史恵を峯村が演じる。
コメントは以下の通り。
角田晃広(東京03)
まさか自分がキントリメンバーの皆さんと対峙することになるとは思ってもいなかったので、出演が決まった時は驚きました。そして、焦りました。取調室のシーンは、とてつもない緊張感の中での撮影なんだろうな、と。覚悟しておかなければ、と気が引き締まりました。
そんな中、撮影前にキントリメンバーである塚っちゃん(塚地武雅)から「皆さん、気さくな方々だからご安心を」と連絡をもらったので、すごく助かりました。実際に撮影が始まるまでは和やかな雰囲気で、自分が51歳だと告げると、小日向(文世)さん、でんでんさんからは「若いねー!!」と言われました。塚っちゃんも以前、同じことを言われたそうですが、こんなことを言われる現場はなかなかないです。
ところが……取調室のシーンの撮影では空気が一変。最初でんでんさんに詰め寄られる場面があったのですが、テストの時から台本とまったく違う勢いだったので、セリフが飛ぶんじゃないかと焦りました。でも、それはテンションを上げるため、テストの時だけやられたのだと聞き、心の底から安心したのですが……天海さんが取調室に入ってこられた時は空気が変わるのを感じ、やはりものすごい緊張感の中での撮影。覚悟しておいて良かったです。
皆さん、いよいよ第5シーズンが始まります! 12月公開の『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』に向けて盛り上がっていきましょう!
【編集部MEMO】
『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』(12月26日公開)は。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称:キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。2023年6月16日に公開予定だったが、同年5月18日に両親と共に倒れ搬送され、自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎役者の市川猿之助が出演していたことから、公開延期となっていた。
