小さい子どもがお絵描きに使うような画材でも、プロが使えばまったく違った仕上がりになることも。チャンネル登録者数200万人超えの、水彩画家・水彩画講師の柴崎春通さんによるYouTubeチャンネル「Watercolor by Shibasaki」から、こんな動画をご紹介しましょう。
クレヨンの限界、その先へ
動画のタイトルは、「描けるものなら描いてみろ!クレヨンの限界、その先へ」。水彩画家である柴崎先生が、今回は16色セットのアートクレヨンを使って人物画を描きます。
まずは鉛筆でサラサラっと下書きをしてから、今回の主役であるクレヨンを手に取ります。
黄色やオレンジ色といった明るい色を使ってベースを描いていきます。さらには、茶色のクレヨンをあえて折り、表面積を広くして大胆に塗り広げるテクニックも披露。ただ先端で塗るのではなく、クレヨンの多様な使い方も紹介します。
そして、さまざまな色のクレヨンを使って背景を描いていきます。背景が鮮明になることで、人物画の輪郭がパッと浮き出たように見えるのは面白いですね。
メインである人物画を描いていく柴崎先生。今回は昔旅をしたベトナムの女性を描くということで、丁寧に顔の輪郭を整えていきます。水色や紫色など、一見肌の色から遠い色を使いながら顔の色合いを表現することに驚きです。
作業を進めながら、「柴崎さんはいつも人物を描くとき、『血の色が大切だ』と言ってますよね」と人物画を描くうえでの重要ポイントや、「(クレヨンが太いために)細かい形を描くのがちょっと難しい」とアートクレヨンの弱点などを、多角的に解説していきます。
そして、いよいよクライマックス。赤色で鮮やかな唇を描き、カッターを使って黒目に光を宿し、肌を微調整して完成。素朴さがありながらも、芯の強そうなのベトナムの女性の人物画が完成しました。
アートクレヨンの「限界」どころか可能性を大きく示したこの動画、コメント欄には「なんで最終的にそんな絵になるのか理解できない。すごすぎる」「クレヨンだけって信じられないです」「私の知ってるクレヨンじゃない……」と絶賛の声が相次いでいます。制作過程を1から見せているからこそ、感動を覚える人が多かったのでしょう。今後はどのような画材の限界に挑戦してくれるのか楽しみですね。







