テレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』のファン感謝イベントが26日に都内で開催され、主演の天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、塚地武雅、でんでん、小日向文世といったおなじみのキャストが登壇した。
天海が登場すると、会場は大きな拍手と歓声に包まれる。長年シリーズを支えてきたファンへの感謝を込めて、サイン入りグッズの抽選会も実施され、当選者にはキャストが直接クリアファイルを手渡すというサプライズも。笑顔で感謝の言葉を添えながら、一人ひとりと丁寧に向き合う姿に、会場の空気がいっそう温かくなる。
また、観客全員にステッカーのプレゼントも。天海はステッカーで使用されているロゴと同じデザインでスタッフジャンパーも作ったそうで、背面のロゴを見せようと女性スタッフが立ち上がった瞬間、天海はすかさず髪の毛を払うよう声をかける。
ファンにも報道陣にも見えやすいよう、自然に配慮する姿に、会場からは感嘆の声が漏れた。「こういうことを言うから“厳しい”って言われちゃうのよね」とおどけて笑いながらも、リーダーとしての目配りは終始変わらない。
イベント終盤、報道陣向けのフォトセッションでも、天海の“気遣い”は続いた。
観客が手にしていたクリアファイルには、片面にポスタービジュアル、もう一方には「感謝状」のデザインが施されていた。フォトセッションでは感謝状の面を見せての撮影が進行していたが、天海がふと「ポスターのほうも撮った方がいいんじゃない?」と提案。
すでにスチール撮影は終了していたため、記者たちは諦めかけていたが、ムービー撮影が終わると、天海は「(スチールも)ポスターバージョンも撮りたいはずだよ!」とスタッフに交渉。報道陣に向けて「撮りませんか?」と声をかけ、自ら撮影の段取りを整えた。
こういったイベントをこれまでも多く取材してきた記者だが、主演俳優がここまで自発的に報道陣のことまで気を配り、行動するイベントはなかなか珍しいように感じた。12年続くシリーズを支えたキャスト・スタッフとの信頼関係があってこその空気ではあると思うが、それを自然に、当たり前のようにやってのけるのが天海祐希という人なのだろう。
ファンへの感謝を、言葉だけでなく行動で示し、報道陣にも最高の1枚を残させようと動く。その“さりげない気遣い”の積み重ねこそが、天海が長年愛され続ける理由なのかもしれない。





