日本テレビ系大型特番『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』で31日、King & Prince・高橋海人プロデュースによる「ボーダーレスLIVE」が開催された。
約20年のダンス歴を誇り、各方面から芸能界屈指の表現力とも称賛される高橋に、音楽を愛し、ダンスの力を信じるパフォーマーやアーティストたちが共鳴して参加した同企画。高橋は体調不良のため出演を見合わせざるをえなかったが、その熱い思いを継いで、Travis Japanの松田元太が出演し、短期間の猛練習で見事なパフォーマンスを披露した。
オープニングは、松田と市川團十郎による歌舞伎とHIPHOPのコラボ。自身もダンサーとして参加したRIEHATAによる振り付けで、国技館を魅了した。BlumioやデフダンサーのMAHO・梶本瑞希・瑚、楽器隊も加わり、これまで見たことのない世界を作り上げた。
次に、東京パラリンピック閉会式にも出演した義足のプロダンサー大前光市×世界的ダンサー・演出家の森山開次×フィギュアスケーター本田真凛の3人が、コンテンポラリーダンスのブロック。普段は氷上で演技しているため、陸での表現に緊張を見せていた本田だったが、大前・森山との異色のコラボで堂々たるパフォーマンスを見せた。
続くチアダンスでは、先天性難聴の金丸萌さんが、所属する尚美学園大のチームメンバーとともに出演。アメリカから名門LAラムズのチアリーダーズも来日、日米トップクラスの競演を披露し、かわいらしく力強いパフォーマンスで会場を沸かせた。
そして、Travis Japanの川島如恵留が参加したサンバとブレイクダンスの融合したブロックがさらに国技館を熱狂させる。日本のサンバのトッププレーヤー・仲見世バルバロスらサンバダンサーたちと、障がいがあるブレイクダンサーのイルアビリティーズ・サムカ、MORIKO JAPANと共に、楽しく熱いステージを届けた。
クライマックスは、氷川きよし+KIINA.の歌う、レディー・ガガの名曲「Born This Way」にのせて届ける、総勢96人の圧巻のダンス。さまざまな世界観がミックスされたステージに国技館は熱狂に包まれた。今回氷川は苦手な英語曲への挑戦だったが、研さんを重ね、圧倒的な歌唱力で大舞台を締めくくった。
圧巻のステージを終えた直後、高橋海人の思いを見事に引き継ぎ表現した松田元太は「表現者の皆さんと高橋海人とパフォーマンスができて、楽しかったです」と感想。川島如恵留は「本当にノーボーダーのなかで表現という絆だけでつながれた」と話していた。
【編集部MEMO】
今年の『24時間テレビ』のテーマは「あなたのことを教えて」。総合演出の前川瞳美氏は「やっぱりお互いのことをよく知らないということが、差別や偏見につながっていくと思うんです。『上田と女がDEEPに吠える夜』をやる上でもすごく大事にしているのが、“あなたのことを教えてください”という姿勢。この番組を始めるまでは、自分が抱えていた生きづらさについて考えていましたが、自分以外の人の生きづらさにも触れる中で、社会全体が抱える課題について考えることが多くなりました」と、このテーマに込めた思いを語っている。
(C)日テレ


