国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2024年度実績)を7月29日に公表した。名古屋圏の平均混雑率は126%となり、前年度より3ポイント増加。名古屋圏で2024年度の混雑率が最も高かった路線は名古屋鉄道の名古屋本線と常滑線で、ともに混雑率140%だった。

  • 名鉄名古屋線は2024年度、「神宮前→金山」間で混雑率140%、「栄生→名鉄名古屋」間で混雑率138%に

名鉄名古屋本線の最混雑区間は「神宮前→金山」間。2024年度は最混雑時間帯の7時40分から8時40分まで、輸送力2万2,132人(6.2両×34本)に対し、輸送人員3万1,046人、混雑率140%だった。同じく名古屋本線の「栄生→名鉄名古屋間」間も、2024年度は最混雑時間帯の7時30分から8時30分まで、輸送力2万1,744人(7.2両×28本)に対し、輸送人員2万9,918人、混雑率138%と高い数値に。両区間とも混雑率自体は前年度と同じだった。

常滑線の最混雑区間は「豊田本町→神宮前」間。2024年度は最混雑時間帯の7時40分から8時40分まで、輸送力9,522人(5.6両×17本)に対し、輸送人員1万3,371人、混雑率140%となり、前年度より混雑率が1ポイント増加している。

名鉄は名古屋本線・常滑線の他にも、犬山線の「下小田井→枇杷島分岐点」間、瀬戸線の「矢田→大曽根」間ともに混雑率139%で高い数値に。津島線は「甚目寺→須ケ口」間で混雑率123%、小牧線は「味鋺→上飯田」間で混雑率120%だった。

名古屋市営地下鉄は、東山線の「名古屋→伏見」間で混雑率135%、名城線の「東別院→上前津」間で混雑率132%、上飯田線の「上飯田→平安通」間で混雑率129%、桜通線の「吹上→今池」間で混雑率122%、鶴舞線の「川名→御器所」間で混雑率110%に。JR東海は中央本線の「新守山→大曽根」間で混雑率129%、関西本線の「八田→名古屋」間で混雑率113%となる一方、東海道本線は「熱田→名古屋」「枇杷島→名古屋」間ともに混雑率100%を下回っている。近鉄名古屋線は「米野→名古屋」間で混雑率109%だった。