日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、きょう18日に映画『侍タイムスリッパー』を地上波初放送。安田淳一監督と出演の山口馬木也、沙倉ゆうのがコメントを寄せた。

  • 『侍タイムスリッパー』

インディーズ映画で初めて日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した同作。超低予算の制作費と、わずかなスタッフで撮影に挑み、公開当初はたった1館のみの上映だった。ところが評判を呼び、上映する映画館が増え続け、全国380館の映画館で上映されることに。「侍タイ(さむたい)」の愛称で社会現象を生み出した。今回は、安田監督自らの編集による特別版で放送される。

ストーリーは、幕末の侍が雷に打たれ、なぜか現代の時代劇撮影所にタイムスリップ。突然自らに降りかかった理解不能な状況に戸惑いながらも、時代劇の「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く。

本作で、監督のみならず、制作予算の調達から、撮影所との交渉、脚本、撮影、編集、さらに照明まで務めたという安田氏。主演・高坂新左衛門役の山口、ヒロイン・山本優子役の沙倉が、見どころなどを語った。

■安田淳一監督

こんにちは。監督の安田淳一です。まさかこんなに早く金曜ロードショーで、しかも35分拡大枠で皆さんに見て頂けるとは本当に幸せです。今回、地上波初放送としてご覧いただくのは、僕自身が劇場版から一部をカットし、細部を編集し直した金曜ロードショー特別版。初めての方も既にご覧になったことがある方もぜひ特別版『侍タイムスリッパー』をお楽しみいただけたらと思います。楽しいですよ!

この作品はタイムスリップを題材にしていますが、劇場では笑い声と拍手でまるで昭和の映画館にタイムスリップしているようだと話題になりました。テレビでご覧いただいても遠慮なく笑い泣いてください。きっと昭和のお茶の間でテレビを見ているようなタイムスリップ体験ができるかと思います。

見どころはたくさんありますが、特に主役の山口馬木也さんのまるで本物のような侍っぷりにご注目。ライバルの冨家ノリマサさん、ヒロインの沙倉ゆうの さんをはじめ俳優さんたちの存在感あふれるお芝居をご堪能ください。

自主映画で時代劇と言う大変な題材に挑戦したため撮影は本当に苦労の連続でした。東映京都撮影所の2、3名のプロを除いては僕と音声さん以外全員素人と言ってもよい10人ほどのスタッフで作った映画です。そう言った状態でも安っぽい映像にならないよう全部のカットを神経を張り巡らせて撮影しました。ぜひその目でお確かめください。

■山口馬木也

幼い頃から慣れ親しんだ、金曜ロードショーに『侍タイムスリッパー』が放送される事、本当に嬉しく思います。大人から子供まで、そしてお茶の間でも楽しんで頂ける映画になっていると思います。皆様に気に入って頂けると幸いです。

この映画は安田淳一監督が私財を投げ打ち作られたインディーズ映画です。映画の中の全てのシーンは自分にとってかけがえのないものとなりました。見て欲しいシーンは全てです(笑)。今となっては全てが良い思い出ですが、記録さんがいなかったので、リテイクが多かった事と、もし完成しなかったらという心の不安は大きかったように思います。

■沙倉ゆうの

こんなに早く金曜ロードショーで放送してもらえるなんて、夢のようで驚いています。沢山の人に届いて楽しんでもらえると嬉しいです。特に見てほしいのは、喫茶店のシーンです。そこで主人公が語る想いは、あらゆる分野の“ものづくり”にたずさわる人の胸に響く言葉だと思います。私も撮影中にグッときました! 撮影中大変だった事は、俳優として助監督役を演じながら、実際のスタッフとして助監督の仕事を兼任していた事です。想像以上に大変でした…。

【編集部MEMO】
『金曜ロードショー』今後のラインナップ
・7月18日『侍タイムスリッパー』※地上波初放送
・7月25日『ジュラシック・パーク』
・8月1日『サマーウォーズ』

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