お笑いタレントの原口あきまさが12日、YouTubeチャンネル『関根勤チャンネル』にゲスト出演。ものまね芸人としての“不遇時代”を語った。

  • 原口あきまさ

「しゃべりものまねが評価されない時代があった」

明石家さんまをはじめ、タレントや俳優、ミュージシャンなど、豊富なものまねレパートリーを持つ原口。過去を振り返り、「ものまね番組で、しゃべりものまねが評価されない時代がすごいあった」とこぼすと、関根勤も、「あった。芸能人のものまね大会も昔やってたけど、全部歌まねだったのよ」と共感。原口は、「審査委員長が、今はもう天国に行かれましたけど、平尾昌晃先生で……」と話しつつ、「音楽家なんで。しゃべりのものまねを僕がやってるときに、途中で飽きたんでしょうね。ヘッドホンを置きだしたんです(笑)。“審査あきらめたな”と思っちゃって」と苦い経験を明かした。

「歌まねの方と対戦すると、どうしても点数が伸びなかった」という原口は、「“関根さんが審査委員長になってくれれば、絶対俺らを評価してもらえる!”って言って。スタッフさんにずっと交渉してたんですよ」と告白。「“関根さんを絶対、審査員に入れてください!”って。それで来てくれて」と明かし、「それからですよ。優勝しだしたの」「1回戦で負けてたヤツらが、優勝できるようになって。本当に評価してもらえるようになった」と、“不遇時代”を救ってくれた関根に感謝を伝えた。

一方の関根も、「俺が歌じゃない人をどんどん評価するわけ。バンバン言うわけ。笑えるヤツだけをものすごい上にして、歌はちょっと低くしてた」と裏話を暴露。しかし、観客の点数も入るため、「ちょっといい男だったり、流行りの音楽家のまねをすると点数が高い」とぶっちゃけ、「俺がせっかく入れても、“ああ、及ばない……”って」と悔しげに語ると、原口は、「でも、僕らは感じてました。“あの笑顔の奥には、申し訳ないっていう気持ちがあるんだ”みたいな」と笑顔でフォローしていた。

【編集部MEMO】
関根勤は、2022年5月に公式YouTubeチャンネル『関根勤チャンネル』を開設。現在、チャンネル登録者数は26万を超え、総再生回数は9,000万回を突破。概要欄では、「関根勤がこれからの日本の未来を支えていく若きサラリーマン、学生の皆様そして若手芸人の皆様に少しでもお役に立てる情報を発信していきたい」と方針を掲げている。