JR東日本は、生成AIを活用した電話自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」を7月23日からサービス開始するとともに、駅放送案内を文字化してスマートフォン等に表示するサービス「みえるアナウンス」を8月1日から試行導入すると発表した。

  • 「どこトレダイヤル」のサービス概要

「どこトレダイヤル」は、地方エリアの在来線58路線(BRT区間含む)と秋田新幹線、山形新幹線の運行情報をパソコンおよびアプリから確認できる従来のサービス「どこトレ」をベースとした新サービス。ダイヤルして音声ガイダンスに従い路線名と駅名を音声入力すると、遅れや運転見合わせの状況、各駅発車時刻、走行位置など、自動音声が案内する。

「どこトレ」の対象となっている全路線がサービス対象に。パソコンおよびアプリの操作が苦手な利用者も、音声による応答だけで簡単に利用できる。早朝・深夜などコールセンターの対応時間外でも時間帯を気にせず運行情報を取得できる。

  • 「どこトレ」を導入している全路線で「どこトレダイヤル」のサービスを受けられる

  • 「みえるアナウンス」のサービス概要

「みえるアナウンス」は、駅構内に設置した専用ボードにタッチするか、専用の二次元コードを読み取るだけで、駅案内放送の内容を4言語でリアルタイムに表示するサービス。浜松町駅、渋谷駅、上野駅、秋葉原駅、東京駅をはじめ、デフリンピック会場の最寄り駅や訪日外国人の利用が多い駅など12駅で2026年3月末まで試行導入するとしている。