グローバル・デイリーは7月3日、「日本の夏に関する体験意識調査」の結果を発表した。同調査は6月9日~18日、在留外国人200名(中国・台湾・タイ・韓国の4カ国)を対象に、インターネットで実施した。
日本の夏で印象に残ったもの・魅力について尋ねたところ、「祭り」「花火大会」「浴衣・風鈴」が多かった。「花火大会」は平均85.4%と高く、特に中国では90%が選択した。タイは「祭り」(82%)と「夏限定グルメ」(58%)への支持が高い。
家族や友人にすすめたい"夏体験"と、その理由について尋ねた。最も多かった回答は「花火大会」で、理由は「日本らしい伝統文化だから」だった。タイでは花火を選んだ理由として、「感動」と「伝統文化」が上位にあがっている。
即効"購買満足"アイテムについて聞くと、「コンビニアイス」が最も多く、「冷却シート」「UVケア商品」が続いた。台湾(64.7%)と韓国(65.6%)では冷感シートの支持が高い。タイでは「コンビニの冷たい飲料」が突出して多かった。
商品を買ったきっかけについて尋ねたところ、中国・韓国では「店頭POP」が約6割と極めて高い。タイでは「SNS」が最も多く、20代の女性は88%が答えている。
日本の夏の商品や体験で、特に他国との違いを感じたことを尋ねると、約6割が「冷却グッズの多様化に驚いた」、約5割が「暑さで体調を崩した」と答えた。特にタイでは72%、韓国は68.8%が暑さによる体調不良を経験している。
日本で自然とやるようになった夏の行動について尋ねたところ、7割が「日傘・UVケア習慣化」、5割超は「冷感グッズを常に携帯」と答えた。「UVケア」は4カ国とも6割以上が答えており、特に韓国(84.4%)で顕著な習慣化が見られた。