フジテレビは1日、縦型ショートドラマアプリ『FOD SHORT』をリリースした。オリジナル5作品を、10話まで無料配信する。

  • 『FOD SHORT』オリジナル作品

同アプリは「短いのに、心に残るドラマ。」をコンセプトに、スマホでの視聴に最適化された1話約1分の縦型ショートドラマを配信。毎日5話ずつ無料で視聴可能で、最後までストーリーを追うことができる。

初期作品として、内田理央、なえなのが出演する『推しの罪～推しを救えるのはヲタクの私～』、莉子、水沢林太郎、本田響矢が出演する『BACK TO THE STORIES』、古屋呂敏、小手伸也、斎藤工が出演する『サラリーマン山崎シゲル』など、様々なジャンルのオリジナル5作品を一挙配信。

多くの作品で最初の数話を無料配信し、無料エピソードの続きは、毎日5話ずつ無料で視聴するか、アプリ内通貨「FOD SHORT ゴールド」を利用するか、見放題サブスクリプションプラン(週額・月額)で楽しめる。

また、海外で話題を集める人気作品も順次ラインナップする。第1弾として、中国のZ世代から圧倒的な支持を集める現地最大級の動画配信プラットフォーム「Mango TV(マンゴーティービー＝芒果TV)」と連携。Mango TVが自社制作した縦型ショートドラマの中から、話題性・完成度ともに高い10作品を厳選し、日本語字幕付きで独占配信する。Mango TVのコンテンツが日本国内で正式に配信されるのは、今回が初めて。

今後も、毎週金曜日に新作を追加するほか、人気作品の続編制作や、視聴者の意見で次の物語が決まるユーザー投票企画など、新たな試みも積極的に展開していくとしている。

配信スタートしたオリジナル作品は、以下の通り。

■『推しの罪～推しを救えるのはヲタクの私～』

【あらすじ】
「私の推しが、容疑者に!?」アイドルグループ“LE CIEL”の宮原優茉(なえなの)の大ファンである、刑事の木下智花(内田理央)。優茉の卒業ライブで、誰よりもうちわを激しく振り、感涙していた。だがその直後、連絡を受け取調室に向かうと、そこには殺人容疑をかけられた優茉が。刑事の智花は“推し”の優茉の殺人容疑の捜査をすることになった。優茉の「殺人だけはやっていない」という言葉を信じようと決意した智花は、真犯人を探し始めるも、“推し”の優茉の言葉に翻ろうされ……。

【コメント】
内田理央「初めての縦型ショートドラマは、新鮮で刺激にあふれた現場でした。カメラが縦型になるだけでこんなにも感覚が変わるんだ…と、最初は戸惑いながらも楽しんで撮影に臨みました。毎話仕掛けが盛りだくさんで、感情の起伏も激しく、まるでジェットコースターのような展開に私自身もわくわくでした。“もし推しが罪を犯していたら？”という今っぽいテーマもとても興味深かったです。最後の瞬間まで、ぜひ一緒に見届けてください」

なえなの「ルシエルのメンバー、EMUを演じさせていただきました。EMUはアイドルですが、撮影ではステージよりも留置所にいる時間の方が長かったですね笑タイムリミットが迫る中で、EMUやその周りの人間について色んなことが判明していきます。１話１話が本当に面白くてどんどん次が見たくなっちゃいます。ぜひ最後まで見てくださったら嬉しいです」

■『BACK TO THE STORIES』

【あらすじ】
「初恋の彼を救うために、私は何度だってタイムリープする…!」2019年。女子高生の渡瀬美琴(莉子)は、同級生の神野陸人(水沢林太郎)に初恋をしていた。だが大みそかの夜。陸人が何者かに殺されてしまい、美琴の青春は幕を閉じた。6年後。社会人になった渡瀬美琴は、高校の同級生であり、現在交際中の木下夏樹(本田響矢)と、陸人の7回忌に参加する。美琴は当時の想いが蘇るなかストーリーを開くと、なんとストーリーを投稿した学生時代に戻ってしまう。過去にいられるのは、ストーリーが消えるまでの24時間。美琴は陸人を救うために、今動きだす……。

【コメント】
莉子「私にとって初めての縦型ドラマで撮影方法や写り方など新鮮でまたひとつ新しい経験をさせていただいた現場でした。私自身も何度も台本を見直して、絶大な信頼を寄せている木村監督に手を差し伸べていただきながら丁寧に作り上げていきました。最後の最後まで分からない私たちの学園生活をみなさんも新鮮な気持ちで見届けていただけると嬉しいです！とても素敵なタイムリープドラマになっているので私も楽しみです！よろしくお願いします！」

水沢林太郎「縦型ドラマなので、普段のTVドラマとはまた違った楽しさがありました。 画面との距離が普段よりも近いからこそ、どうしたら皆さんの目に止まるかを考えながらの撮影だったので凄く刺激的でした。様々な要素が織り混ざっていますが、それぞれの良さを活かした作品になっていると思いますので、多くの方に見て頂けると嬉しいです」

本田響矢「木下夏樹役を演じました、本田響矢です。24時間だけタイムリープできるという非現実的なファンタジーなのに、そこに何の疑いも無く、止まらず没頭して読み切ったことを強く覚えています。ストーリーという現代を切り取る仕掛けを用いているからこそ、令和の時代を生きる皆さんは、よりこの世界に入り込み、共感し、楽しんでもらえると思います。僕が演じたのは、タイムリープできる彼女の今の彼氏で、そんな彼女が過去に想っていた人の親友という役どころです。その２人の狭間に心揺れ強く生きる姿をぜひ観ていただけたら嬉しいです」

■『サラリーマン山崎シゲル』

【あらすじ】
一見、ごくごく普通のサラリーマン・山崎シゲル(古屋呂敏)。仕事は一生懸命取り組んでいる(つもり)が、どこかずれている。そんな彼の奇行を優しく諭し見守る部長(小手伸也)。そんなふたりが贈る、脱力系オフィスコメディ。愉快なふたりは、時には誰かの役に立ったり、立たなかったり。会社を救ったり、救わなかったり。恋が芽生えそうになったり、芽生えなかったり……。

【コメント】
原作者：田中光氏「実は、サラリーマン山崎シゲルは“とりあえず10年描き続けてみよう”そう決めて始めた漫画です。そしてなんと！10年目を迎えたタイミングでこのドラマ化のお話をいただいたのです。なんて素晴らしいご褒美…！！シゲル役の古屋呂敏くんは明る過ぎず、怖過ぎず、本当にいい塩梅で奇行を演じてくれました。小手伸也さんは佇まいも話し方も部長そのもので感動しました。今では部長を描く時の参考にさせていただいているくらいです。漫画の実写化で時々ある“なんか違う…”が全くありません。なんなら原作より良いです。ぜひ、彼らのイチャイチャ（？）をご覧になってほっこりしていただきたいです」

古屋呂敏「山崎シゲル役の古屋呂敏です。『サラリーマン山崎シゲル』に出演できたことは、役者として本当に刺激的で楽しい経験でした。シュールな世界観の中にも、どこか共感できる“人間味”が詰まっています。笑って癒される作品です。ぜひお楽しみください！」

小手伸也「なかなかに角度の尖った脱力系ショートドラマ(コント？)です！原作の持つシュールさ、切れ味を最大限リスペクトした全70話！一度この世界観にハマったら時間が溶けるように、あなたの日常をシュールが侵食する恐れがありますが、もし部長のような寛大な精神の上司がそばにいたとしても、くれぐれもマネだけはしないであげてください(笑)」

斎藤工「誠に僭越ながら、田中光先生及び原作ファンとして、実写化に対して何処か斜めな気持ちで現場に向かった記憶がありますが、そこにいらっしゃった古屋さんと小手さんが余りにも素敵で、このゴールデンコンビが引き起こすさりげない物語を、のんびりと追っかけて行きたいと思う様な心持ちで撮影場所を後にしました」

■『おままごと～結婚は人生の墓場ですか?～』

【あらすじ】
「幼稚園で繰り広げられる、こどもたちの昼ドラ！」幼稚園児の湊（土屋陽翔）は、同級生の優奈（諸林めい）からバレンタインチョコをもらった流れで「将来結婚しようね」と婚約をしてしまう。湊は幸せで有頂天になるも、翌朝、同級生のマリア（増留優梨愛）から「結婚は人生の墓場」と聞き、５歳にしてもう婚約したことが急に恐ろしくなる。そんななか美少女の凛子（大迫鈴）が転入！湊は凛子に運命の恋をしてしまいーー！？大人の世界ではお馴染みの「修羅場」を繰り広げる、チャーミングなこどもたちの愛憎喜劇。

【コメント】
土屋陽翔「湊のやくがきまったときはとてもうれしかったです。だいほんをよんでおもしろくて、ワクワクしました。おしばいはむずかしかったけど、みんながおしばいをあわせてくれたりして、たのしくがんばれました！かんとくさんやスタッフさんもやさしくおしばいをおしえてくれてべんきょうになりました。ぼくもさつえいしながらたくさんわらったのでみなさんにもたのしんでみてほしいです！」

諸林めい「しゅつえんがきまったときはとってもうれしくて、どきどきワクワクしました！さつえいはたいへんだったけど、みんなといっしょだからたくさんがんばれたし、いろんなことにちょうせんできて、おしばいがすごくたのしかったです！！優奈はすなおじゃないけど、湊のことがだいすきでいっしょうけんめいなおんなのこです。おままごとをみて、みんなにたのしんでもらえたらうれしいです！ぜひみてください！」

■『ワンナイト偽装結婚』

【あらすじ】
朝、目を覚ました怜奈（青羽里奈）は、裸の自分に驚き、昨夜の記憶がないことに気付く。すると、男が現れ「昨夜の“取引”だけど」と言い出す。怜奈が混乱する間もなく、男は「偽装結婚の話だよ」と囁く。仕事一筋の怜奈。彼女の母が築いた会社を継ぐための条件は「結婚していること」。怜奈は会社を継ぐために男に偽装結婚を申し込む！しかし、ホストだと思っていた彼は、実は大企業のCEO・七森弘哉（早瀬圭人）だった！？

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