フジテレビ系ドラマ『波うららかに、めおと日和』(毎週木曜22:00~)に出演する芳根京子と本田響矢がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、きょう26日に放送される。
2人の最後の撮影となったのは、夫婦の食事シーン。スタッフから「ただ今のカットをもちまして、まずは江端瀧昌役の本田響矢さん、オールアップです!」と声がかかると、大きな拍手に包まれた。演出の平野眞監督から花束が贈られると、本田と平野監督は抱擁を交わし、平野監督が本田へ「瀧昌が響矢でよかった」と声をかけると、本田は思わず涙ぐむ。その後、本田は「本当にありがとうございました。たくさんの方に愛される作品に携われたこと、うれしく思っています。江端瀧昌という役を演じられて本当に幸せでした」と感無量だ。
そして隣にいる芳根を見て、「なつ美さんと瀧昌には心の底から幸せになってほしいなと思いますし、この『めおと日和』に登場するみんながいつまでもずっと幸せでいてほしいなと思っています。この現場でたくさん学ばせていただいたので、ここでの経験を生かして、もっともっと全力を尽くして前に進み、この現場でお会いした皆さまと、またどこかでお会いできるように、これからも頑張ります! 本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
続いて、スタッフのセット中に響き渡る大きな声で、「そして、そして! 江端なつ美役、芳根京子さん、オールアップです!」と声がかかると、盛大な拍手と花束が贈られ、芳根は平野監督と固く握手を交わす。安堵した表情を見せた芳根は「ありがとうございます」とまずは感謝の気持ちを伝え、目には涙が浮かべ、「お疲れさまでした。とにかく今はホッとしています。本当に皆さまのおかげで、このチームだから乗り越えることができました」とコメント。
隣にいる本田のことも見て、「なつ美は瀧昌さまからの“ただいま”とか、“いただきます”とか、“ありがとう”とか…そういった日常の言葉が宝物です。私は皆さまからの“いってらっしゃい”や“おつかれさま”、“がんばってね”という言葉がパワーになって、ここまで頑張ることができました。この現場は、瀧昌さまとなつ美のように愛が大きくて、深くて、本当に大好きなチームです」と涙ながらに熱く想いを語った。
また、「改めてお芝居って楽しいなと思える現場で、すごくうれしかったです。たくさん挑戦させてもらって、学ばせてもらって、たくさんの方に愛していただける作品になり、本当にうれしかったです。なので、たくさんの勇気と少しの自信をいただいて、次に進んでいきたいなと思っています。また、皆さまとお会いしたときに、パワーアップしたなと思ってもらえるよう、精進したいと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」と感謝と達成感を込めて、言葉を寄せた。
そして最後は、芳根が本田へ「2人でボロ泣きだね…」と言葉をかけ、本田は涙をこぼしながらも「ありがとうございました」と応え、笑顔と涙が交錯する感動的なひとときとなった。
さらに、芳根と本田へ花束とともに原作者・西香はち氏からのプレゼントとして、描き下ろしイラストの色紙も贈られた。それぞれの色紙には、ドラマの公式ポーズでもある「永遠ポーズ」をした原作のなつ美と瀧昌が描かれており、芳根のものには「コミカルで、百面相で、何より可愛らしいなつ美をありがとうございました!!」と言葉が添えられており、本田には「カッコイイのに面白い、面白いのにカッコイイ、そんな魅力的な瀧昌をありがとうございました!!」と寄せられ、西香氏から2人へ感謝の思いも伝えられた。
また色紙の裏面には、西香氏が描いた芳根と本田のイラストも描かれており、芳根のイラストには「食事シーン、可愛くて大好きです!!」、本田には「(小宮璃央演じる瀬田準太郎に嫉妬した)2話の様子のおかしいイケメンっぷり、最高でした!!」と推しシーンについても明かされた。サプライズプレゼントに芳根は「わ~! 永遠ポーズしてる!」と笑顔に。本田も「わ~! うれしい~。ありがとうございます」と喜びをあらわにした。
コメント全文は、以下の通り。
■芳根京子
「お疲れさまでした。とにかく今はホッとしています。本当に皆さまのおかげで、このチームだから乗り越えることができました。(隣にいる本田を見て)なつ美は瀧昌さまからの“ただいま”とか、“いただきます”とか、“ありがとう”とか…そういった日常の言葉が宝物です。私は皆さまからの“いってらっしゃい”や“おつかれさま”、“がんばってね”という言葉がパワーになって、ここまで頑張ることができました。
この現場は、瀧昌さまとなつ美のように愛が大きくて、深くて、本当に大好きなチームです。改めてお芝居って楽しいなと思える現場で、すごくうれしかったです。たくさん挑戦させてもらって、学ばせてもらって、たくさんの方に愛していただける作品になり、本当にうれしかったです。なので、たくさんの勇気と少しの自信をいただいて、次に進んでいきたいなと思っています。また、皆さまとお会いしたときに、パワーアップしたなと思ってもらえるよう、精進したいと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」
■本田響矢
「本当にありがとうございました。たくさんの方に愛される作品に携われたこと、うれしく思っています。江端瀧昌という役を演じられて本当に幸せでした。(隣にいる芳根を見て)なつ美さんと瀧昌には心の底から幸せになってほしいなと思いますし、この『めおと日和』に登場するみんながいつまでもずっと幸せでいてほしいなと思っています。この現場でたくさん学ばせていただいたので、ここでの経験を生かして、もっともっと全力を尽くして前に進み、この現場でお会いした皆さまと、またどこかでお会いできるように、これからも頑張ります! 本当にありがとうございました」
【編集部MEMO】
他のキャストのクランクアップでは、山本舞香が「(芳根)京子ちゃんとご一緒できたことがすごく楽しかったです。同世代ですが、ご一緒したことがなくて…あんなに良い人っているんだ!と思いました(笑)」、小関裕太が「本当に和気あいあいとしたステキな現場でした。それが電波に乗って、視聴者の皆さまにも伝わって、たくさんの反響をもらった作品にご一緒できてすごくうれしかったです」と語っている。
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