赤星憲広、阪神・藤川監督の投手起用に「迷いが出始めてる」と語る「典型的だったのが…」

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で17日に公開された動画「赤星が考える今、タイガースに必要なこととは、、、」に出演。阪神・藤川球児監督の投手起用に「迷いが出始めてる」と思った場面を明かした。

藤川監督の投手起用に「迷いが出てる」と思った場面

17日のロッテ戦で逆転負けを喫し、今季ワーストの7連敗となった阪神。赤星氏は中継ぎ陣の疲労について話したあと、「藤川監督自身も、(投手の)使い方に迷いが出始めてると思うんですよ。典型的だったのが、2戦目の9回に2対0で勝ってて、湯浅だったんですよ。普通は岩崎じゃないですか」と、クローザーが登板すると思われる場面で、岩崎優ではなく、湯浅京己を起用したことに言及する。

続けて、「結局、試合後のコメント聞いてたら、(藤川監督は)最終的には岩崎につなぐつもりだったけど、安全にいこうとしてるわけですよね。湯浅が調子いいから湯浅でいって、例えば1アウトか、2アウトとか取った時から岩崎でいくっていう。たぶんそれを考えた」と、藤川監督の考えを推察。

その上で、「そこはもう、僕からしたら完全に迷いが出てるというか」「岩崎でいって負けるんだったら仕方ないじゃないですか。でも結局、ピンチを作って岩崎が苦しい場面でいって、岩崎が打たれちゃって……ってなってる」と指摘した。

また、「もちろん選手たちの状態を見ながらっていうのもあるので、難しいと思うんですけど」と藤川監督の考えに理解を示しながらも、「でも、苦しくさせてるのは、先発ピッチャーを早く替えすぎだからなんですよ」と、動画冒頭で話していた中継ぎ陣の球数問題を改めて原因に挙げていた。