琵琶湖西岸、比良山のレジャー施設「びわ湖バレイ」(滋賀県大津市)は7月5日、「びわ湖テラスCafé360」をリニューアルし、グランドオープンする。
びわ湖テラス Café 360は、視界360°の大パノラマを望むことができる展望デッキと、カフェメニューを提供するトレーラーカフェを設けたオープンカフェ。もともと夏場だけ営業していた施設だが、スキーシーズンにも白銀絶景を楽しんでもらいたいという想いから2025年2月にリニューアルし、通年営業を開始。スキーヤーと干渉しないようにびわ湖側に移動させ高床式にすることで、新しい景色が楽しめるようになった。4月にはカフェ機能を追加し、現在までプレ営業を続けてきたが、サインの設置やデッキ周辺の芝が整い、ようやくお披露目できる運びとなった。
同カフェはロープウェイ山頂駅から2つのリフトを乗り継いだ蓬莱山の山頂、びわ湖バレイで最も高い場所にあり、琵琶湖の約8割を望むことができる。ひし形にデザインしたデッキは、高床式にすることでデッキ突堤の一番高い場所は地上から6mあり、旧Café 360にはなかった「浮遊感」と、「1歩先は湖」というインフィニティな空間を楽しむことができるようになった。
カフェメニューとしては、1日100個以上売り上げる「ドーナッツ」(各350)や、「テラスブレンドコーヒー 」(500円)、びわ湖テラスオリジナルの「近江和紅茶」(500円)、さらには滋賀県が日本一の生産量を誇るボイセンベリーを使用した地ビール「びわ湖アドベリー」(750円)などを提供する。
なお、びわ湖バレイの施設利用には施設利用券が必要となり、ロープウェイ山麓駅・山頂駅、およびホーライリフト山頂の販売所で購入できる。大人4,000円、小学生2,000円、幼児1,000円、ペット500円で、料金にはロープウェイ往復、リフト乗り放題、びわ湖テラス入場料が含まれる。営業時間は、カフェが10:00~15:30まで、展望デッキが9:30~16:15まで、ホーライリフトが9:30~16:15までとなっている。(びわ湖バレイの営業時間は9:00~17:00(ロープウェイ上り最終16:00))