元宝塚歌劇団の望海風斗が、テレビ朝日7月期の新ドラマ『誘拐の日』(7月8日スタート 毎週火曜21:00~)に出演することが13日、わかった。
同作は、心やさしきマヌケな誘拐犯・新庄政宗(斎藤工)と、記憶喪失の天才少女・七瀬凛(永尾柚乃)という前代未聞の奇妙なバディが次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げるヒューマンミステリー。
今作に元宝塚歌劇団雪組トップスター・望海が出演することが決定。望海は地上波連続ドラマ初出演となる。
望海が今回演じるのは、凛の父が院長を務め、新庄の娘・芽生が入院している栄進記念病院の看護師長・藤澤香里。経験豊富で責任感の強いベテラン看護師で、患者に寄り添う温かさと、現場をまとめる冷静さをもあわせ持つ存在で、重度の心臓病を患う芽生のことも日々やさしくケアする。しかし、入院費を滞納中の新庄にはシビアな顔を見せることも。 今回解禁されたビジュアルでは、望海がまとめ髪に白衣をまとったナース姿を披露している。
コメントは以下の通り。
望海風斗
――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
お話をいただいてから韓国版を観ましたが、とてもおもしろくてどんどん話に引き込まれていき、これを日本版でどうリメイクするのか、その作品の一員になれることはとても嬉しく思いました。
最初は不安が大きかったのですが、顔合わせで監督より、俳優たちの今までとは違った面を引き出したいというお言葉をいただき、斎藤工さんや共演の皆さんのお言葉を伺いながらも、この場にいられることに感謝しました。とにかくやれることを精一杯やろう! という思いで挑んでいます。
――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?
藤澤は看護師長としての厳しさもありますが、情のある人だと思います。
――現場の雰囲気はいかがですか?
私が出ているシーンは小児病棟での撮影が多いので、子供たちのおかげでとても和やかですし、斎藤さんはじめ共演者のみなさまが、隙間隙間で周りを笑わせてくださるのでリラックスした雰囲気で撮影が進んでいます。
――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください。
斎藤さんの作品への向き合い方、周りの方との向き合い方がとても柔軟で、カメラの前でもとても自然で、周りの空気がとても柔らかくなるのを感じます。永尾さんには読み合わせから大人顔負けの演技で驚かされています。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
スピード感のあるミステリーではあるけれど、心が温かくなる、まさにヒューマンミステリーです! 私演じる藤澤も新庄さんの娘への思いに心が揺れる……? どうぞお楽しみに!
【編集部MEMO】
ドラマ『誘拐の日』は、『シグナル』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などのヒット作を生みだした韓国のスタジオ・ASTORYが、2023年に製作した同名連続ドラマが原作。TBS『下町ロケット』(18)やTBS『半沢直樹』(20)などを手がけたヒットメーカー・丑尾健太郎氏が脚本を担当し、映画『神様のカルテ』(11・14)、『法廷遊戯』(23)などで知られる深川栄洋氏が監督を務める。