温故知新は11月1日、「伊豆・熱川温泉 粋光」(静岡県賀茂郡)の名称を「伊豆リトリート 熱川粋光 by 温故知新」に変更し、リニューアルオープンする。

  • 伊豆リトリート 熱川粋光 by 温故知新

伊豆リトリート 熱川粋光は、かつて昭和の温泉街として賑わいを見せた熱川の記憶を受け継ぎながら、"懐かしさ"と"新しさ"が調和する温泉リトリートとして生まれ変わる。

同施設は今回、粋光が積み重ねてきた価値や記憶をすくい上げ、現代の感性と融合させる"再編集"の思想を軸に、施設全体のリノベーションを実施した。大浴場やカラオケルーム、宴会場など当時の趣を残しつつ、昭和の温泉街として賑わった熱川の記憶や、アナログな体験のエッセンスを館内各所に散りばめている。

  • ロビーイメージ 熱川温泉の歴史文化を表す石を活用

  • 半個室レストランイメージ 旧宴会場のスペースを改装

2つの露天風呂付きの大浴場をスイートルームに改装

面積あたりの温泉櫓(やぐら)の数が日本一を誇る熱川。その豊かな湯量と情緒を活かし、全24室から広々とした87m2以上の16室へと再構築した。さらに全室かけ流し露天風呂を備え、海と温泉に包まれる贅沢なひとときを提供する。

  • スタンダード客室イメージ

露天風呂付きの大浴場として親しまれた2か所は、それぞれ約198m2のスイートルームへ大胆に改装。館内で最も広く開放感にあふれる客室となる。中心には、かつての大浴場の面影を残す、約20m2の広々とした専用露天風呂を設置。また内湯の名残を生かしつつ、リニューアルしたくつろぎのリビングルームなど、 非日常でありながら熱川の記憶とともに過ごす、どこか懐かしさのある空間となっている。

  • (左)Before 旧 熱川温泉 粋光の大浴場/(右)After 大浴場改装した客室イメージ

既存の露天風呂付客室にサウナを新設

最上階角部屋に位置する露天風呂客室に、専用のプライベートサウナを新設し、約125m2の特別客室へと生まれ変わった。東伊豆の海を一望できる開放的なロケーションで、潮風を感じ、波音に包まれる至福の入浴体験が楽しめる。湯あがりにはサウナで体の芯まで温まり、外気浴では伊豆の自然を感じながら、誰にも気兼ねなく"ととのう"時間を心ゆくまで味わえる特別な空間となる。

カラオケ付き客室、ゲームルームなど懐かしさに触れる空間も

併設されていたカラオケルームを一体化した特別客室が誕生。プライベートサウナ、露天風呂、テラス、そしてカラオケルームを備えた、唯一無二の客室である。湯上がりには浴衣のまま、かつての温泉宿の情緒を思わせる懐かしい雰囲気の中、仲間とともにカラオケが楽しめる。

アナログゲームが楽しめるゲームルームを設置しており、子どもの頃の記憶を呼び起こすような時間を演出する。

また、1階のロビーにはワインバーを新設する。熱川温泉の最盛期に流れていた当時の楽曲を中心に、レコードコレクションをラインナップ。音楽でも"時代の余韻"が味わえる。

  • ワイン&ミュージック・バー イメージ