赤星憲広、阪神・湯浅京己の起用に思うこと「やっぱり…」

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が5月27日、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で公開された動画「佐藤輝のレフト起用に赤星が物申す!」に出演。阪神・湯浅京己について語った。

赤星憲広氏

阪神・湯浅京己の起用に赤星憲広氏が思うこと

桐敷拓馬の離脱について話した流れで、赤星氏は「湯浅がね、もう本当に頑張ってくれてる」と、湯浅に言及する流れに。赤星氏は「昨日も2イニングまたぎしたことで言うと、完全な状態ではないので、湯浅も」と言い、「彼が復帰してから1度だけちょっと話をさせてもらったんですけど、まだね、違和感があるらしいんですよね。色んなところに病気の症状が出てたみたいなので」と、胸椎黄色靱帯骨化症の影響はまだゼロではないと説明。

「完璧に元に戻るかと言ったら、この先戻らない可能性も十分考えられるんですけど。とは言え、昨日2イニングいって、もちろん今のところずっと抑えてますから、勝ちパターンというか、せった場面では、湯浅は頼りになるピッチャーなんでね。いってほしいなというのはあるんですけど……」と心配する一方で、「でも、これはベンチにいない人間だから、こういうこと言えるんですよね。ベンチにいる人からしたら、勝ちに行くってなった時にやっぱり頼りになるピッチャーにいってもらわなければいけないので」とベンチの起用にも理解を示していた。

2022年は59試合に登板し、防御率1.09、2勝3敗、43ホールドという抜群の成績を残して、「最優秀中継ぎ投手」のタイトルも獲得した湯浅。しかしその後、国指定の難病である胸椎黄色靱帯骨化症に罹患していることが判明、手術を受け、リハビリの日々が続いていた。そして今季復活を果たし、見事な投球を続けている。

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