『水曜日のダウンタウン』(TBS)は、コア視聴層で2位(注目度67.2%)、個人全体で5位(注目度66.3%)と、両方のランキングで高い注目を集めた。この週は、や団・中嶋亨が特別MCを担当する異例の回となっており、これは前週の「代役MCホントドッキリ」企画で、浜田雅功の代役オファーに最も早く承諾した結果によるものだ。

番組では、3年ぶりに復活した「2代目関根勤選手権」第3弾に加え、新たな目玉企画「寿司合戦」が大きな話題を呼んだ。この企画は、食べた寿司の皿を積み上げながら、相手チームの皿に投げて崩すこともできるという斬新なルールで、ママタルトやネルソンズなどが参戦し、10分間でより多くの皿を積み上げることを競った。

X(Twitter)で「寿司合戦」がトレンド入りすると、「寿司合戦、もう企画が天才すぎる」「超面白かった」などその競技性や発想を評価する声がある一方、食事のマナーを懸念する意見も数多く寄せられ、まさに賛否両論となった。この番組らしい攻めた企画が視聴者の注目を強く集めたことは間違いないだろう。

代役MCを務めた中嶋の初々しい司会ぶりも好評だったが、やはり賛否を巻き起こす企画内容こそが、今回の高い注目度につながった最大の要因と言える。視聴者の倫理観を揺さぶりつつも、目が離せないと思わせる同番組の制作スタイルが改めて示された放送回だった。