JR東日本秋田支社は29日、羽越本線全線開通100周年のフィナーレとして、「リゾートしらかみ」ブナ編成(HB-E300系)を使用した「羽越100周年ファイナル号」を運転すると発表した。7月12日に秋田駅から新津駅まで、7月13日に新津駅から秋田駅まで運転される。

  • 「羽越100周年ファイナル号」に使用される「リゾートしらかみ」ブナ編成

7月12日の往路は秋田駅9時42分発・羽後本荘駅10時39分発・酒田駅12時17分発・鶴岡駅12時44分発・あつみ温泉駅13時8分発・村上駅14時3分発・新発田駅14時38分発・新津駅15時3分着、7月13日の復路は新津駅11時3分発・新発田駅11時39分発・村上駅12時14分発・あつみ温泉駅13時2分発・鶴岡駅13時43分発・酒田駅14時16分発・羽後本荘駅15時20分発・秋田駅15時58分着で運転。往路・復路とも全車指定席とされ、指定席券は6月12日10時から「えきねっと」をはじめ、指定席券売機や「みどりの窓口」などで発売される。

車内で「羽越100周年ファイナル号」限定の乗車記念証を配布するほか、鳥海山・飛島ジオパークの案内(往路のみ)、「TOYOSHIMA FARM」によるワインの試飲・販売(復路のみ)を行う。往路はオリジナル掛け紙付き弁当、復路はオリジナルスタンプ台紙付き駅弁を数量限定で販売。車内販売1,500円以上の購入者に「リゾートしらかみブナ BOXティッシュ」を進呈するほか、きっぷの提示でカプセルトイを1人1回利用できる。沿線の主要駅で、横断幕や手旗による歓迎、停車時間内での「おもてなし」も予定している。