女優の河合優実が、「第33回橋田賞」で橋田賞新人賞を受賞し10日、都内で行われた授賞式に出席した。
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河合優実
脚本家・橋田壽賀子さんが理事を務めていた橋田文化財団が主催し、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげた番組と人に贈られる同賞。河合は、『不適切にもほどがある！』(TBS)、『RoOT /ルート』(テレビ東京)などでの演技が評価され、橋田賞新人賞を受賞した。
小さなお団子ヘアで登場した河合は「このたびは素敵な栄えある賞をいただき本当にありがとうございます」と感謝し、『不適切にもほどがある！』と『RoOT / ルート』に出演した昨年を振り返って「テレビドラマでお芝居をするという経験があまりなかった私にすごく経験させてくれた作品と巡り合うことができまして、お茶の間に、日本中の皆さんに作品が届いているんだということを初めて実感できて、それがすごくうれしかった年でした」と語った。
また、橋田さんについて「今を生きている私の代まで、こういったご縁で継承してくださったものがあると思います」と述べ、「私も生身の体でできることを、どんな作品に参加する上でもしていけたらいいなと思っています」と抱負を語った。
今回、『ふてほど』の脚本を手掛けた宮藤官九郎、主演の阿部サダヲも橋田賞を受賞し、授賞式に出席した。
「第33回橋田賞」受賞作品・受賞者
■橋田賞
連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)
『カンブリア宮殿』(テレビ東京)
宮藤官九郎(脚本家)
阿部サダヲ(俳優)
伊藤沙莉(俳優)
池上彰(ジャーナリスト)
■橋田賞新人賞
河合優実(俳優)
奈緒(俳優)
松本若菜(俳優)
■野村昭子賞
草村礼子(俳優)
■橋田壽賀子生誕100年記念特別賞
連続テレビ小説(NHK)
石井ふく子(プロデューサー・演出家)
