テレビ画面を注視していたかどうかが分かる視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、コネクテッドTV(CTV)での動画サービス別コンテンツ注目度ランキング(2025年2月6日~4月13日)をまとめた。

  • 動画サービス別コンテンツ注目度ランキング(2025年2月6日~4月13日)

    動画サービス別コンテンツ注目度ランキング(2025年2月6日~4月13日)

今回は、Netflix・Amazon Prime Video・Disney+について、各動画サービスのオリジナルコンテンツ、独占配信コンテンツを中心に、注目度データを用いてランキングを作成。

その結果、Netflixでは生田斗真主演のオリジナル映画『Demon City 鬼ゴロシ』、Amazon Prime Videoでは成田凌主演映画『雨の中の慾情』、Disney+ではアニメ『ミニーのリボンショー パーティーへようこそ!』が1位となった。

1位はいずれの動画サービスでも80%を超える注目度を記録し、地上波テレビ番組の平均注目度(ALLジャンル)と比較すると30ポイント近くの差があることが分かった。

この差が生じる要因の一つとしては「CTVでコンテンツを視聴するユーザーは高い目的意識を持っている」ことが挙げられる。上位にランクインしたコンテンツにおいては、ながら見をほとんどせず、コンテンツに最初から最後まで「くぎづけ」になっている様子が読み取れる。

動画配信サービスの視聴は国内でも拡大を続けており、今年4月にはAmazon Prime Videoでの広告配信もスタート。大画面でコンテンツを楽しめるCTVは複数人での同時視聴も期待できることから、今後さらに重要な広告メディアになっていくと見込まれる。

REVISIOでは「こうした視聴環境の変化に対応すべく、引き続きCTVにおけるコンテンツや広告の評価基盤を拡充してまいります。現在、広告主・広告会社・媒体社の皆さまに提供可能なソリューションの開発にも取り組んでおります」としている。