皆さんは思い出に残っている漫画はありますでしょうか。子供の頃に読んでいた漫画がまだ続いていたり、自分の子供が読んでいたりすると嬉しくなりますよね。中には100巻以上続いているロングセラー漫画も。
今回は巻数の多い漫画TOP10をランキング形式でご紹介します。ゴールデンウイークに予定がないという方は、この機に一気読みしてみては?
なお、今回のランキングは2025年4月時点のものであり、かつスピンオフや続編は除いております。
巻数の多い漫画ランキング(2025年4月現在)
- 1位:ゴルゴ13(216巻)
- 2位:こちら葛飾区亀有公園前派出所(全201巻)
- 3位:ミナミの帝王(182巻)
- 4位:クッキングパパ(172巻)
- 5位:はじめの一歩(142巻)
- 6位:江戸前の旬(127巻)
- 7位:鬼平犯科帳(124巻)
- 8位:天牌(116巻)
- 9位:釣りバカ日誌(115巻)
- 10位:浮浪雲(全112巻)
続いては、TOP10の作品概要を紹介します。
1位:ゴルゴ13(216巻)
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出典:amazon
1位は「ゴルゴ13」がランクイン。さいとう・たかを/さいとう・プロダクションにより、1968年から小学館「ビッグコミック」にて連載中。巻数は驚きの216巻! 2021年には単行本の刊行数が201巻を数え、ギネス世界記録に認定されています。
主人公はゴルゴ13のコードネームで呼ばれる超A級スナイパー。狙撃だけではなく戦闘・破壊工作などでもほぼ100%の成功率を誇るため、国家・企業・秘密組織などが、特殊な依頼ルートを経由して接触、依頼を行う。その活躍を描いたスパイアクション漫画。
2位:こちら葛飾区亀有公園前派出所(全201巻)
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第2位は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。秋本治により「週刊少年ジャンプ」において1976年から2016年まで連載されました。単行本は連載中は全200巻、2021年に連載終了後に新たに描かれたエピソードを集めた201巻が刊行されています。
東京都葛飾区の亀有公園前派出所に勤務する両津勘吉(りょうつ かんきち)を主人公に、その同僚や周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。また、1996年から2004年の長期間で、フジテレビ系列にてテレビアニメが放送されました。
3位:ミナミの帝王(182巻)
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第3位には「ミナミの帝王」がランクイン。天王寺大(原作)、郷力也(作画)により「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)にて1992年から連載が始まり、現在も連載中。現時点で単行本は182巻が刊行されています。
幼少時代、非常に裕福な家庭で育つが、後に貧困地区に堕ちた萬田銀次郎。そこで「長老」をはじめとする住民に政治・経済・礼節等を徹底的に叩きこまれ、その後、金貸しの師匠・金造に金融のイロハを習い、ミナミのマンションの一室に「萬田金融」を開く。利息はトイチ、「逃げれば地獄まで取り立てに行く」が謳い文句で、周囲からは「ミナミの鬼」と恐れられる。通常の債権者と債務者のやり取りを描いた話の他、実際の事件や、社会問題を題材にしたものがあります。
4位:クッキングパパ(172巻)
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第4位は「クッキングパパ」。うえやまとちにより「モーニング」(講談社)にて1985年から掲載されています。現在単行本は172巻まで刊行。
福岡市を舞台に、主人公・荒岩一味をはじめ各キャラクターが家庭や職場や学校の人間関係の中で料理の腕を振るう。人間味溢れるほのぼのとした内容や感動的な人情話が中心となり、そこに家庭人としても企業人としても慕われている料理が華を添えるストーリー。
5位:はじめの一歩(142巻)
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第5位は「はじめの一歩」がランクイン。森川ジョージにより、1989年から「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中。現在の巻数は142巻。
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく物語。
6位:江戸前の旬(127巻)
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第6位には「江戸前の旬」がランクイン。原作:九十九森、劇画:さとう輝により「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)にて1999年より連載中。現在127巻まで発刊されています。
銀座・「柳寿司」の三男で高校生の柳葉旬は、父・鱒之介が病に倒れ、一時的な入院を余儀なくされたことをきっかけに寿司職人の道を志す。祖父の代からの「柳寿司」の常連客であるヒラマサの協力、天才的な発想と努力で、旬はメキメキと腕を上げて行き、最終的に鱒之介の直弟子である直哉からも寿司職人としての才能を認められたことで、鱒之介は旬の高校卒業を待って「柳寿司」三代目としての本格的な修業をさせることを決意する。主人公の柳葉旬が寿司を通じて周囲の人の心を開き、職人として成長していくストーリーです。
7位:鬼平犯科帳(124巻)
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第7位は「鬼平犯科帳」。1967年から1989年に刊行された池波正太郎による時代小説。漫画はさいとう・たかを作画・久保田千太郎の脚色により1993年から「コミック乱」(リイド社)より連載されています。現在、単行本は124巻まで刊行されています。
江戸時代、重罪とされていた火付け(放火)、盗賊(押し込み強盗団)、賭博を取り締まる火付盗賊改方(ひつけどうぞくあらためかた)長官で、実在する人物である長谷川平蔵(鬼の平蔵・鬼平)の活躍を描いた作品です。
8位:天牌(116巻)
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第8位は「天牌」。原作:来賀友志、作画:嶺岸信明により「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)にて1999年から連載されています。現在116巻まで刊行されています。
主人公の沖本瞬は本物の麻雀打ちになるために大学生の身分を捨て、新宿の雀荘を渡り歩く。そのうち麻雀職人と呼ばれる黒沢義明やその弟子たちと出会い、数々の強敵たちと戦い成長していくストーリーです。
9位:釣りバカ日誌(115巻)
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第9位は「釣りバカ日誌」。作・やまさき十三、画・北見けんいちによる釣り漫画で、1979年から小学館「ビッグコミックオリジナル」で連載され、1980年から小学館ビッグコミックスより刊行。現在、単行本は本編のみで115巻刊行されています。
万年ヒラ社員のサラリーマンであるハマちゃんこと浜崎伝助は、上司の佐々木課長に教わった釣りにすっかりハマってしまい自他共に認める「釣りバカ」に。ある日ハマちゃんはひょんなことから知り合った「スーさん」という初老の男性を釣りに誘う。しかしスーさんはハマちゃんが勤める『鈴木建設株式会社』の社長・鈴木一之助だった。この2人の奇妙な友情を中心に、ハマちゃんの釣りバカぶりがもたらす珍騒動を描く人気シリーズです。
10位:浮浪雲(全112巻)
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10位には「浮浪雲」がランクイン。ジョージ秋山により「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて、1973年から2017年まで連載されました。全112巻刊行されています。
幕末時代の江戸・東海道の宿場町「品川宿」で問屋を営む「夢屋」の主人・雲は妻・かめ、11歳の長男・新之助、8歳の長女・お花の4人暮らし。雲は仕事そっちのけでいつも遊んでばかりで、無類の酒好き女好きである。動乱の世ではあるが、ささやかな庶民の家族や人間模様がコミカルかつシリアスに描かれています。
まとめ
発行巻数の多い漫画TOP10をご紹介しました。どれも100巻以上刊行されている超ロングセラー作品でしたね。まだ連載が続いている漫画も多いので驚きです。気になる作品があったらぜひチェックしてみてくださいね!
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