「友情・努力・勝利」をテーマに掲げる「週刊少年ジャンプ」。2024年も話題の作品を多数掲載しました。
今回、マイナビニュース会員503人に、「2024年に『週刊少年ジャンプ』に掲載された好きな作品」を調査。その結果をランキング形式でご紹介します。
2024年掲載「週刊少年ジャンプ」好きな作品ランキング
2024年に「週刊少年ジャンプ」に掲載された好きな作品をマイナビニュース会員503名に聞きました。上位の作品は以下の通りです。
- 1位:『ONE PIECE』尾田栄一郎(37.3%)
- 2位:『呪術廻戦』芥見下々(12.5%)
- 3位:『HUNTER×HUNTER』冨樫義博(6.7%)
- 4位:『逃げ上手の若君』松井優征(3.5%)
- 5位:『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平(3.1%)
- 6位:『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ、『アオのハコ』三浦糀(2.4%)
- 8位:『僕とロボコ』宮崎周平、『あかね噺』原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将、『悪祓士のキヨシくん』臼井彰一、『妖怪バスター村上』伊原大貴、『ルリドラゴン』眞藤雅興(2%)
- 13位:『アンデッドアンラック』戸塚慶文、『シド・クラフトの最終推理』筒井大志(1.6%)
- 15位:『SAKAMOTO DAYS』鈴木祐斗、『キルアオ』藤巻忠俊、『Dear Anemone』松井琳『暗号学園のいろは』岩崎優次(作画) 西尾維新(原作)(1.2%)
続いて上位5作品をコメントともにチェックしていきましょう。
1位:『ONE PIECE』尾田栄一郎(37.3%)
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出典:amazon
1位は尾田栄一郎『ONE PIECE』。1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、現在110巻まで発売されているコミックスの全世界発行部数はシリーズ累計5億部を突破。(2024年時点)。TVアニメーション、劇場版作品、Netflixでの実写ドラマなど数多くのメディアミックスを展開している人気作品です。
”海賊王"を目指す少年モンキー・D・ルフィを船長とする海賊"麦わらの一味"が、"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"を目指し航海するストーリーで、現在は、天才科学者の研究所がある未来島を舞台にした「エッグヘッド編」が掲載されています。
アンケートの回答では、「初期からのファン」「毎週欠かさず読んでいる」と長年読んでいる方からのコメントや、「ロマンが溢れているストーリー」「週刊少年ジャンプらしい作品」とストーリーに対する評価が寄せられました。
ユーザーコメント
- 初期からのファンで、最終回までを見届けたいと思っているので。(50代女性/神奈川県/医療・福祉・介護サービス)
- ロマンが溢れているストーリーだと思います。(30代男性/茨城県/物流・倉庫)
- 昔からファンで、毎週欠かさず読んでいる(40代男性/千葉県/サービス(その他))
- 週刊少年ジャンプらしい作品なので。(50代男性/大阪府/その他)
2位:『呪術廻戦』芥見下々(12.5%)
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出典:amazon
2位は芥見下々『呪術廻戦』。2018年より連載がスタートし、2024年9月に完結した際は大きな話題を呼んだ作品です。ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、主人公・虎杖悠仁が呪いを廻る戦いの世界へと入っていくダークファンタジー。TVアニメ化や舞台化、また前日譚『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』も公開されました。
アンケートの回答では、「予想がつかない展開」「世界観やストーリーが面白い」といった深いストーリーに引き込まれる方が多かったようです。
ユーザーコメント
- 単行本を買うほどハマりました。(30代男性/石川県/精密機器)
- 虎杖悠仁や乙骨憂太の計り知れない強さとパンダの珍しさで好きになりました。グロテスクな表現も多々ありますが、予想がつかない展開が進んでいく中で、悪が必ずしも倒されない(死なない)かもしれないという展開が面白い。(60代男性/大阪府/教育)
- 物語の展開が面白く、常に続きが気になる作品だったから。(40代女性/大阪府/フードビジネス(ファストフード))
- 世界観やストーリーが面白く、登場人物が魅力的(60代男性/宮城県/建設・土木)
3位:『HUNTER×HUNTER』冨樫義博(6.7%)
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出典:amazon
3位は冨樫義博『HUNTER×HUNTER』。過酷なハンター試験に挑む少年・ゴンと、同じくハンター試験合格を目指す仲間たちの冒険譚で、1998年より連載がスタートし、休載期間を挟みながら現在も連載が続いています。「週刊少年ジャンプ」での連載が再開する際は毎回大きな話題になる、今もファンの心をつかんで離さない作品と言えるでしょう。
アンケートの回答では「学生時代から読んでいる」「人生のバイブル」と熱い支持を受けている一方で、「やっと連載が始まって自分が生きている間に終わるのかと毎回ドキドキする」というコメントも寄せられました。
ユーザーコメント
- 人生のバイブルなんです。(30代女性/東京都/その他)
- 学生時代から読んでいて、内容も濃くこれだけ凝った作品は二度と出ないと思う。(30代男性/福岡県/サービス(その他))
- その時代時代で全く違うアプローチのストーリーが展開されていてそれのどれも面白い(40代男性/東京都/電力・ガス・エネルギー)
- やっと連載が始まって自分が生きている間に終わるのかと毎回ドキドキする(50代女性/埼玉県/その他)
4位:『逃げ上手の若君』松井優征(3.5%)
第4位は、松井優征『逃げ上手の若君』。『暗殺教室』の作者・松井優征が手掛ける、鎌倉-室町時代の武将・北条時行の生涯を描いた歴史漫画で、2021年より連載をスタートし2024年にはTVアニメ化もされています。
アンケートのコメントでは、「歴史に興味がある」「歴史を面白くわかりやすく読める」と歴史が好きな読者からの支持を受けました。
ユーザーコメント
- 先日にはテレビアニメにもなった作品だがアニメになる前から好きな作品だった。時代考証がはっきりしていて設定も大人が読んでも楽しめる。(60代男性/神奈川県/建設・土木)
- 南北朝初期の動乱を面白くわかりやすく読める(30代男性/愛知県/サービス(その他))
- 歴史に興味があり、面白い。(50代女性/千葉県/その他)
5位:『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平(3.1%)
第5位は、堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』。超常能力“個性”を持つ人間がいる世界を舞台に、"無個性"の高校生・緑谷出久とクラスメイトたちとの成長や戦い、友情を描いたジャンプらしい王道のヒーロー漫画です。2014年から2024年まで10年にわたり連載され、2016年からスタートしたアニメも話題になりました。
アンケートのコメントでは、「アニメを見てハマった」「アニメも漫画も一番面白い」と漫画に限らずアニメでハマったという声も。また10年にわたり連載された作品ということもあり、連載終了を惜しむコメントも寄せられました。
ユーザーコメント
- アメコミテイストの作風が他の作品とは一線を画していて、毎週楽しく読ませてもらっていた。連載終了したのが残念です。(40代男性/千葉県/その他)
- アニメをみてはまったから(50代男性/愛知県/輸送用機器(自動車含む))
- アニメもマンガも一番面白くて感動する(50代男性/大阪府/コンピューター機器)
まとめ:2025年も「週刊少年ジャンプ」に注目!
2024年に「週刊少年ジャンプ」に掲載された人気作品ランキングでは、長期間連載している作品やメディアミックス作品が上位に入りました。『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』など惜しまれながら完結した作品もある一方で、8位にランクインした『悪祓士のキヨシくん』や、『東京卍リベンジャーズ』の和久井健が手掛ける『願いのアストロ』など、2024年に連載をスタートした作品にも注目が集まっています。今後の「週刊少年ジャンプ」の作品に目が離せません。
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調査時期:2024年12月16日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人
調査方法:インターネットログイン式アンケート