• 吉岡里帆

前所属事務所の芸能業務休止により、昨年4月にフラームに移籍してから1年。事務所移籍で改めて女優業に対する思いを再確認し、感謝の思いも強まったと振り返る。

「今でも必要としてくださる方がいるということがとてもありがたいこと。私たちは見てくださる方や応援してくださる方がいて初めて存在する仕事なので、そういう方たちへの感謝の思いもすごく強まりました。こんなに期待してもらったり、こんなに大事にしてもらっている以上は、その思いに報いたいなと。優しい感情に対して、面白いもの発信してお返しするというか、そんなギフトを送れるような表現者でいたいと思いました」

2026年放送の『豊臣兄弟!』(NHK)で大河ドラマに初出演することも決まっており、さらなる飛躍が期待される吉岡。

今後の抱負を尋ねると「1日1日を精一杯生きていくのに必死なタイプなので、遠い未来のことは考えてなくて。でも、あえて言うなら、『この人が出ている作品って絶対面白いよね』と思ってもらったり、たくさん作品がある時代に、『この人の作品だけはちゃんと大事に見たい』と思ってもらえるような人になることです」と答えた。

最後にファンに向けて「『ガンニバル』シーズン2、お待たせしました! 私たちは全力で撮影に挑み、生身の人間にしかできない表現にも挑戦しています。ぜひスリリングな『ガンニバル』という体験を楽しんでいただけたらと思います」と作品の魅力をアピールし、「皆さんに応援していただいているということを忘れたことはありません。新しい挑戦をやめず、どんどん進化していくので、これからも応援していただけたらうれしいです。頑張ります!」とメッセージを送った。

  • 吉岡里帆
■吉岡里帆
1993年1月15日生まれ、京都府出身。連続テレビ小説『あさが来た』(15)、ドラマ『カルテット』(17)などに出演し、注目を集める。近年の主な出演作はドラマ『時をかけるな、恋人たち』(23)、『御上先生』(25)、映画『アイスクリームフィーバー』『ゆとりですがなにか インターナショナル』『怪物の木こり』(23)、『まる』『正体』(24)、『ファーストキス 1ST KISS』(25)など。『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』が2025年秋、『九龍ジェネリックロマンス』が2025年公開予定。2026年放送の『豊臣兄弟!』(NHK)で大河ドラマ初出演を果たす。