4月9日(20:54~)にレギュラー放送がスタートするTBS系バラエティ番組『ニノなのに』でMCを務める嵐の二宮和也がこのほど、報道陣の取材に応じ、レギュラー化が決定したときの思いや意気込みを語った。
「へんてこな番組」「こんなMCは存在させちゃいけません(笑)」
同番組は、“なのに”をキーワードに様々な物事や人物の意外な一面を掘り下げるギャップ検証バラエティ。MCは二宮和也“なのに”、ゲストが司会を務めるなど異例の番組で、これまで4回特番として放送され、4月からレギュラー放送がスタートする。
二宮は、レギュラー化が決定したときの心境を聞かれると「嫌だ、です(笑)」と冗談交じりに答え、「もっと適正な番組がある。へんてこな番組なので」とその理由を説明。「僕は反対している派なので。なんでレギュラーになったんだろうとずっと思っています」と話して笑いを誘った。
二宮がMCなのに、ゲストが司会を務める同番組。二宮は「こんなMCは存在させちゃいけません(笑)」と指摘。
そして、「大人ですので嫌なこともやらなければならないという社会の仕組みに組み込まれていくんだろうなということですけど、本当に素晴らしい方々、豪華な方々がロケに参加してくださったり、VTRで協力してくださったりしているのがなんでなんだろうと思っています。それがすごく不思議で。芸能界の一線で活躍している人たちが参加してくださっているので、それはすごく感謝しています。助けられているなと思っています」と語る。
「面白い企画が1個でも生み出せるようにみんなで考えていきたい」
口では「嫌だ」「反対」と言いつつ、「面白いものを1個でも多く企画として立ち上げられたら。番組が長く続くというのも重要ですけど、いかにそこで面白い企画を立ち上げられたかというのも一つの見方なので、名物企画が生まれるように、面白い企画が1個でも生み出せるようにみんなで考えていきたい」と熱い思いを持っている二宮。
「バラエティは見るのもやるのもすごく好きなので、単純にうれしいです」とバラエティのやりがいを述べ、「ただ、ドラマが決まったときは、その期間を休もうと思います。この番組だけ」とふざけた。
そして、視聴者に向けて「テレビは流れているだけで面白いというのが僕は大前提だと思っている。そういう番組になれるようにみんなで頑張っていくものだと思うし、皆さんの生活の隙間にこの番組はハマることで、リフレッシュできるような番組になればいいなと。笑ってスッキリできるような番組になれるように頑張っていくので、見ていただければと思います」とメッセージを送った。
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